初めての楽しい俳句講座〈午後クラス〉

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• 講座詳細

  【目標】
  ・俳句をつくる基本姿勢を学ぶ
  ・俳句の三本柱(定型・季語・切れ)を身につける
  ・自由な俳句表現を楽しみ、一座で共感し合うよろこびをともにする
  ・文学の広い土俵に立って、先人の名句を鑑賞し味わう。
  
  【講義概要】
  俳句を作ってみたい、もっと深めたいと思っている方向けの基礎力養成講座です。初心を大切に、俳句の骨法を指導いたします。俳句の三本柱、(1)五七五の定型感覚(2)日本の美意識や習俗に培われた季語の味わい(3)散文にしえない思いを畳み込む「切れ」を学びます。俳句は余白の文芸です。俳句の「切れ」が読めるようになると感動が深まり、自作の表現に生かす好循環が生まれます。自由に表現し、共感しあう座の文芸を楽しみましょう。初回は拙著『星を見る人』のIV章「飯田蛇笏」を講義します。2回目以降は2句投句していただく句会です。互いの作品を闊達に合評し、講評するなかで、随時蛇笏の句も鑑賞し名句の秘密に迫ります。※投句、選句は電子メールで行います。
  ※持ち物等についてホームページでご確認ください。
  
  【各回の講義予定】
  第1回 2025/ 1/ 9(木) 講義
  第2回 2025/ 1/23(木) 句会
  第3回 2025/ 2/ 6(木) 句会
  第4回 2025/ 2/20(木) 句会
  第5回 2025/ 3/ 6(木) 句会
  

• 備考

  【ご受講に際して】
  ◆歳時記・国語辞典(電子辞書を含めて)をお持ちいただくのがよいと思います。
  ◆テキスト指定の書籍『星を見る人』（春秋社）をできれば事前にパラパラと御覧になっておいてください。
  ◆投句、選句は電子メールで提出いただきます。むずかしい方はあらかじめご相談ください。詳細は初回授業で説明します。
  ◆句会の前々日までに、メールで2句を投句していただきます。
  ◆句会の前日に、メールで指定数の選句を送信いただきます。授業当日にその選句を披講していただきます。
  
  【テキスト・参考図書】
  テキスト
  『星を見るひと』（春秋社）（ISBN:978-4393444245）
  
  ※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
  お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
  
  

• 講師陣

  名前	恩田 侑布子
  肩書き	俳人「樸(あらき)」代表、文芸評論家、静岡新聞俳壇選者
  プロフィール	静岡市生まれ。文芸評論『余白の祭』によりドゥマゴ文学賞を、句集『夢洗ひ』により芸術選奨文部科学大臣賞、現代俳句協会賞、桂信子賞を受賞。句集に『イワンの馬鹿の恋』『はだかむし』他。評論に『渾沌の恋人(ラマン)』『星を見る人』。編著に『久保田万太郎俳句集』(岩波文庫)。共著エッセイに『ゆれるマナー』(中央公論新社)。3年度に渡るフランス講演6回を始め、国内講演も数多い。