学内講座コード:140787
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
擬態と超遺伝子の不思議を探る
申し込み締切:
2025年01月22日 (水) 17:00
開催日時:
1月23日(木)〜 2月27日(木)/10:40~12:10
入学金:
-
受講料:
20,493円
定員:
30名
講座回数:
6回
講座区分:
後期
その他:
会員受講料: 17,820円
補足:
-
【目標】
・遺伝学や進化生物学の歴史や基礎知識を知る。
・遺伝子やゲノムについての理解を深める。
・擬態と超遺伝子の不思議な世界に触れる。
【講義概要】
何かに色や形を似せて捕食者などをだます擬態はよく知られる生物現象だが、ハナカマキリのような精緻な擬態には驚かされる。擬態は古くから生態や行動の観点から研究されてきたが、擬態の形成メカニズムについては不明な部分が多い。しかし、この10年ほどで擬態の分子機構の理解は急速に深まっている。例えば擬態の一部やその他の不思議な生物現象は、「超遺伝子」と呼ばれる奇妙な遺伝子構造によって説明されるようになってきた。研究者などにもあまり馴染みのない「超遺伝子」とは一体どのようなものなのだろう。本講座では、現代人にとって必須な遺伝学やゲノム科学の基礎知識を交えながら、擬態や超遺伝子の不思議を紹介したい。
【各回の講義予定】
第1回 2025/ 1/23(木) 擬態の不思議を観る
第2回 2025/ 1/30(木) 体表の模様や色を制御する遺伝子
第3回 2025/ 2/ 6(木) 擬態と超遺伝子を繋ぐ研究
第4回 2025/ 2/13(木) さまざまな生物の超遺伝子
第5回 2025/ 2/20(木) ゲノムから見た超遺伝子の不思議
第6回 2025/ 2/27(木) ゲノム科学の現在と未来
【ご受講に際して】
◆参考書籍として以下をお読みいただくと、より理解が深まります(購入は必須ではありません)。
『超遺伝子』藤原晴彦 (光文社)(ISBN:978-4334046644)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 藤原 晴彦 |
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肩書き | 東京大学名誉教授 |
プロフィール | 東京大学名誉教授。理学博士(東京大学)。専門は分子生物学。感染研、ワシントン大、東大などで教育と研究に従事。昆虫を主な研究対象に、擬態と変態の分子機構、テロメアと利己的遺伝子の進化などの解明に取り組んできた。著書には、「超遺伝子」(光文社)、「似せてだます擬態の不思議な世界」(化学同人)など。 |
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