学内講座コード:140610
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
脳と体の老化を抑制する実践的な方法 最新の老化研究からの具体的な提案
申し込み締切:
2025年01月10日 (金) 17:00
開催日時:
1月11日(土)〜 3月 1日(土)/10:40~12:10
入学金:
-
受講料:
27,324円
定員:
30名
講座回数:
8回
講座区分:
後期
その他:
会員受講料: 23,760円
補足:
-
【目標】
・脳の老化を抑制するための基本的なコンセプトを理解する。
・ヒトの巨大な脳を維持するためにエネルギーを理解する。
・ケトン体を少しだけでも増やせば、認知機能が向上することを理解する。
【講義概要】
脳は体重の2%を占めるに過ぎないが、エネルギーの20%以上を消費している。脳は他のどの臓器よりもエネルギーを消費する組織であるが、そのほとんどが神経細胞によって消費されている。最近認知症やうつ病の基本的な原因の一つが、この神経細胞のエネルギー不足であることが示されている。最も有効な対策は、エネルギー不足に留まっている時に手を打つことで、神経細胞が機能を停止してからでは手遅れになる可能性が高い。日常生活で何ができるのか?インスリンやケトン体をキーワードに述べてみたい。
【各回の講義予定】
第1回 2025/ 1/11(土) 脳のエネルギー問題
第2回 2025/ 1/18(土) ヒトの脳エネルギーシステム
第3回 2025/ 1/25(土) 認知症フリー社会へのコミットメント
第4回 2025/ 2/ 1(土) インスリンは老化ホルモンか?
第5回 2025/ 2/ 8(土) 健康長寿を達成するためのエネルギーシステム
第6回 2025/ 2/15(土) 難病から救う脳エネルギーシステム
第7回 2025/ 2/22(土) ヒトの脳と体はなぜ老いるのか?
第8回 2025/ 3/ 1(土) 肥満と脳の不思議な関係
【ご受講に際して】
◆本講座は2023年度冬学期に開講した同講師の講座の内容と重複する場合がありますが、内容は刷新されています。
◆講座の進度によって、講義予定が前後する場合があります。
◆脳の老化を抑制するために脳を理解しようとする心構えを持って、ご参加いただけると幸いです。
◆テキストについて、講義では第1章から第6章までを扱うので、対応するところを予めお読みいただくと理解が深まります。
◆講義中の質問は大歓迎です。また、教室にレジュメとともに質問用紙をご用意いたしますので、講師へご提出いただいても結構です。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『脳の寿命を延ばす「脳エネルギー」革命 ブドウ糖神話の崩壊とケトン体の奇跡』(光文社)(ISBN:978-4334045647)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 佐藤 拓己 |
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肩書き | 東京工科大学教授 |
プロフィール | 岩手県一関市生まれ。博士(医学、京都大学)。専門分野は神経科学、アンチエイジング科学。大学では食によるアンチアンチエイジングを目指して、脳をブドウ糖とケトン体のハイブリッドで起動することを提案。最近ヒト胎児の脳の成長に羊水中のケトン体が必要であることを発見した。光文社「脳エネルギー革命」(2021年)の著者。 |
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