シェイクスピアのことばと文化 『お気に召すまま』とシェイクスピアの喜劇

【目標】
・シェイクスピアの劇を原文で読めるような力をつける。
・シェイクスピア時代の文化的・社会的状況を知る。
・演劇全般に対する理解を深める。

【講義概要】
秋講座に引き続きシェイクスピアの『お気に召すまま』を原文で読んでゆきます。毎回、当時の文化や時代状況などを解説し劇の映像もご覧頂きながら、原文の言葉の深い意味や重層性などを読み解いてゆきます。今期は5回ですので5幕4場からエピローグまでを読んでゆきたいと思います。最後の場面には結婚の多様性がコミカルに表されていますし、女性主人公が最後のスピーチをすることも異例です。この点でもロザリンドというヒロインの特異性と重要性がよく表れており、まさに観客が好きなように受け止めるという劇のタイトルが明瞭に見えてきます。なお、最後の回には喜劇全般についてのシェイクスピアの思いも考えてみたいと思います。

【各回の講義予定】
第1回 2025/ 1/10(金) 5幕4場を読む（1）
第2回 2025/ 1/17(金) 5幕4場を読む（2）
第3回 2025/ 1/24(金) 5幕4場を読む（3）
第4回 2025/ 1/31(金) 5幕4場を読む（4）
第5回 2025/ 2/ 7(金) エピローグとシェイクスピアの喜劇について

【ご受講に際して】
◆2024年度秋学期の継続講座ですが、新規の方も歓迎します。
◆休講が発生した場合の補講日は2月14日(金)を予定しています。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『As You Like It（The Oxford Shakespeare）』（Oxford University Press）（ISBN:978-0199536153）※本テキストは、ELT BOOKS（https://eltbooks.com）よりご購入ください。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。