学内講座コード:24212D
この講座について質問する主催:
東京農業大学(株式会社農大サポート) [ 東京農業大学 世田谷代田キャンパス (東京都) ]
講座名:
乳酸菌と発酵飲料「みき」午前クラス ~沖縄・来間島編~
申し込み締切:
2024年11月21日 (木) 23:30
開催日時:
12月01日(日)/10:00~12:30
入学金:
-
受講料:
8,800円
定員:
30名
講座回数:
1回
講座区分:
1回もの
その他:
補足:
-
沖縄の島々や奄美諸島で、古より飲み継がれてきた発酵飲料「みき(ミキ)」を科学と伝統の視点から
学び、体験します。
「みき」は、神事の際に供えられるお神酒がその発祥とされ、お米や雑穀を材料に作られる飲み物です。
「みき」の発酵には乳酸菌が重要な役割を果たしており、中には菌数が1グラムあたり1億個以上に
達するものもあり、「お米のヨーグルト」とも呼ばれています。
また、「みき」は島によって材料、製法、味わいが違えば、発酵の様子も様々で、
その多様性と個性が「みき」の魅力でもあります。
本講座では、Eテレの「小雪と発酵おばぁちゃん」でも紹介された、来間島の「みき」を
科学者の視点と伝統を継承する者の視点で解説します。
乳酸菌研究者の立場から、「みき」の発酵過程やそこに関わる微生物について解説します。
また、来間島の伝統製法で作られた「みき」の試飲体験、みき作りのデモンストレーション、
島の伝統や祈りのお話をします。
これら二者の視点が交わることで、島の祈りと暮らし、先人たちの智慧や、発酵の楽しさ、
微生物の活躍を体感していただけたら幸いです。
今回は、受講生の皆さまが、ご自宅で気軽に「みき」作りができるよう、
手作り来間島みきキットのプレゼントもご用意しております。
【スケジュール】
第1回 12月1日(日) 来間島の伝統発酵食品「みき」の製法と微生物のはたらき
【持ち物】
筆記用具
【対象】
18歳以上
名前 | 梶川 揚申 |
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肩書き | 東京農業大学 応用生物科学部 農芸化学科 教授 |
プロフィール | 東京農業大学農芸化学科卒。同大学大学院博士前期課程修了後、国立医薬品食品衛生研究所で博士(獣医学)の学位を取得。 米国ノースカロライナ州立大学、コロラド州立大学での博士研究員を経て現職。 専門は応用微生物学、分子生物学、免疫学。 乳酸菌がもつ、ヒトや動物の健康に関わる機能の開発や解析を行っている。 |
名前 | 砂川 葉子 |
肩書き | 来間島みき主宰 |
プロフィール | 岐阜県出身、2000年より来間島在住 来間島出身の男性と結婚し、島で暮らし、神事に関わり23年。 オバァからみきの製法を受け継ぎ、市場で実店舗を運営しながらワークショップや認定継承者コース、リトリートを開催。 みきを通して祈りと文化をつなぐ活動を実践中。 |
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