学内講座コード:24221401
この講座について質問する主催:
明治大学リバティアカデミー [ 明治大学リバティアカデミー オンライン講座 (オンライン) ]
講座名:
【アーカイブ秋期】唐代史を塗り替えた「金銀器」の山:何家村と法門寺の出土品から 中国史における新発見文物講座4【アーカイブ/Zoom】
申し込み締切:
2025年02月25日 (火) 00:00
開催日時:
2024年10月1日(火)~2025年3月31日(月)/10:00~23:55
入学金:
-
受講料:
1,100円
定員:
100名
講座回数:
1回
講座区分:
1回もの
その他:
補足:
-
【講座趣旨】
唐代の都のあった長安の旧城内と西方にやや離れた鄙びた田舎町の二か所から、20世紀の後半、唐代史または中国史を塗り替えたといって過言でない大量の「金銀器」が出土しました。一つは安史の乱が日本勃発する8世紀の半ばのもの、発見された地名から「何家村(かかそん)の金銀器」と通称されます。驚くことにそこには奈良時代の銀貨、「和同開珎」もありました。そしてもう一つが、1世紀余り後の870年代に、「法門寺」という寺の古塔地下(地宮)から見つかった大量の金銀宝物となります。そこには貴重な飲茶の道具一式などがありました。
本講座ではこれら新発見の金銀器の全容を理解すると同時に、そこから浮かび上がる唐代に生まれた宝物観念、「何家村」に込められた長生薬の問題、「法門寺」における唐室の舎利信仰などに及び、唐代史の新たな一面に迫ります。
【特記事項】
※本講座は2024年度春期講座として、2024年4月25日に実施した講座のアーカイブ講座(すでに実施した講座の録画をご視聴いただく講座)です。
※講座内容に関する質問を受け付けることはできません。予めご了承ください。
※原則として、リアルタイム配信型の講座を録画したものをご視聴いただきます。大学側で一部編集する場合がありますが、途中の映像音声の乱れについて、了承くださるようお願いいたします。
■申込締切日:2025年2月25日(火)
■申込に際し、必ず申し込み方法 をご確認ください。
■受講に際し、必ず受講規約をご確認ください。
■オンライン講座受講に際し、必ずオンライン講座注意事項をご確認ください。
■視聴方法
お申込み完了後、リバティアカデミーホームページから、「マイページ」にログインしてご視聴ください。
視聴期間は、2024年10月1日(火)~2025年3月31日(月)までです。期間中は何度でも視聴できます。
※配信開始日に、メールにて「受講のご案内」をお送りいたします。
※配信開始日以降にお申込みをいただいた場合、「受講のご案内」はお送りいたしません。
手続き完了後、すぐにマイページから講義動画をご視聴いただけます。
【講義概要】
第1回 2024年10月01日(火) 唐代史を塗り替えた「金銀器」の山:何家村と法門寺の出土品から
20世紀の後半期、唐の長安址(何家村)と長安西方の古塔址(法門寺)から大量の金銀器が発見されました。それらを通して浮かび上がる唐代史の新たな一面を明らかにします。
【教材】
配付資料
※「マイページメニュー」の「オンライン講座アクセス」にてダウンロードしていただきます。
【参考文献】
氣賀澤保規著『中国の歴史6 絢爛たる世界帝国 隋唐帝国』(講談社学術文庫, 2020年,1,485円(税込))
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 氣賀澤保規 |
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肩書き | 明治大学元教授 明大東アジア石刻文物研究所所長 (公財)東洋文庫研究員 博士(文学) |
プロフィール | 京都大学文学部卒業。同大学院修了。1995年より2014年3月明治大学文学部教授。他に清華大学特聘教授など。専門は中国中世史。主著に『府兵制の研究』(同朋舎、明治大学学術奨励賞)、『則天武后』(講談社学術文庫)、『中国の歴史12、絢爛たる世界帝国 隋唐時代』(同)、『遣隋使がみた風景』(八木書店)、『雲南の歴史と文化とその風土』(明大人文研叢書)、『隋唐洛陽と東アジア』(法蔵館)、『現代語訳北斉書』(勉誠出版)、 『論集 隋唐仏教社会とその周辺』(汲古書院)など。 |
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