学内講座コード:24221407
この講座について質問する主催:
明治大学リバティアカデミー [ 明治大学リバティアカデミー オンライン講座 (オンライン) ]
講座名:
【アーカイブ秋期】野生の教養 Part2 明治大学大学院教養デザイン研究科講座【アーカイブ/Zoom】
申し込み締切:
2025年02月25日 (火) 00:00
開催日時:
2024年10月1日(火)~2025年3月31日(月)/10:00~23:55
入学金:
-
受講料:
1,100円
定員:
100名
講座回数:
1回
講座区分:
1回もの
その他:
補足:
-
【講座趣旨】
現代社会では私たちは飼いならされた思考に慣れてしまっている。だからこそ、野生が見直されている。そもそも野生は、原始時代やアフリカのジャングルに特有なものではない。それは私たちの日常に潜んでいるのだ。思想家・中沢新一は、ポケモンなどのアニメのキャラクターやゲームなどに野生を認めている。慣れ親んだ日常を違った角度から眺めてみただけで、私たちは野生に出会う驚きを体験する。一方、教養は現代社会では失われつつある。戦前や戦後を支えた教養主義は時代遅れのものとなり、新しい教養が叫ばれているが、その内実は見えてはいない。たから、教養を一見すると無関係な「野生」と結びつけたら、今までにない教養のあり方が見えてくるのではないだろうか。前回、大好評だった「野生の教養」講義の続編。
【特記事項】
※本講座は2024年度春期講座として、2024年6月29日に実施した講座のアーカイブ講座(すでに実施した講座の録画をご視聴いただく講座)です。
※講座内容に関する質問を受け付けることはできません。予めご了承ください。
※原則として、リアルタイム配信型の講座を録画したものをご視聴いただきます。大学側で一部編集する場合がありますが、途中の映像音声の乱れについて、了承くださるようお願いいたします。
■申込締切日:2025年2月25日(火)
■申込に際し、必ず申し込み方法 をご確認ください。
■受講に際し、必ず受講規約をご確認ください。
■オンライン講座受講に際し、必ずオンライン講座注意事項をご確認ください。
■視聴方法
お申込み完了後、リバティアカデミーホームページから、「マイページ」にログインしてご視聴ください。
視聴期間は、2024年10月1日(火)~2025年3月31日(月)までです。期間中は何度でも視聴できます。
※配信開始日に、メールにて「受講のご案内」をお送りいたします。
※配信開始日以降にお申込みをいただいた場合、「受講のご案内」はお送りいたしません。
手続き完了後、すぐにマイページから講義動画をご視聴いただけます。
【講義概要】
第1回 2024年10月01日(火) 野生とは何か?教養とは何か?
贈与、交換、供犠、宗教性などのテーマを通して、現代における野生と教養について考えます。モース、バタイユ、レヴィ=ストロースについても言及する予定。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 岩野卓司 |
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肩書き | 明治大学教養デザイン研究科・法学部教授 |
プロフィール | 東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。パリ第4大学大学院博士課程修了。パリの屋根裏部屋で孤独な思索を覚える。著書に、『ジョルジュ・バタイユ』、『贈与の哲学-ジャン=リュック・マリオンの思想』、『贈与論―資本主義を突き抜けるための哲学』、『贈与をめぐる冒険』、訳書に、ジャック・デリダ『そのたびごとにただ一つ、世界の終焉』、ジョルジュ・バタイユ『書簡集』などがある。2024年秋に『借りの思想(仮題)』(朝日選書)を出版予定。 |
名前 | 中沢新一 |
肩書き | 人類学者 |
プロフィール | 1950年山梨県生まれ。思想家・人類学者。東京大学大学院博士課程満期終了。インド・ネパールでチベット仏教を学ぶ。帰国後、人類の思考全域を視野に入れた新しい知のあり方を提唱。人類学のみならず、歴史、哲学、民俗学、経済学、自然科学の分野にまたがる広汎な研究に従事する。著書に『チベットのモーツァルト』『雪片曲線論』『森のバロック』『三万年の死の教え』『純粋な自然の贈与』『フィロソフィア・ヤポ二カ』『カイエ・ソバージュ全5巻』『精霊の王』『アースダイバー』『熊楠の星の時間』『レンマ学』など多数。2024年春に『精神の考古学』(新潮社)、『構造の奥—レヴィ=ストロース論』(講談社選書メチエ)が刊行される。 |
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