学内講座コード:24212107
この講座について質問する※現在、この講座の申し込みは
行っていません。
主催:
明治大学リバティアカデミー [ 明治大学リバティアカデミー オンライン講座 (オンライン) ]
講座名:
【オンライン】戦略論・戦略思想と経営学・ビジネス戦略を「越境」して考える 教養としての戦略学~軍事領域とMBA的領域の比較~ 【Zoom/60分/ビジネス/マネジメント/リスクマネジメント/リーダーシップ・キャリア形成/Zoom】
申し込み締切:
2024年11月13日 (水) 00:00
開催日時:
2024年11月21日(木)~2024年12月19日(木)/19:30~20:30
入学金:
-
受講料:
6,500円
定員:
100名
講座回数:
5回
講座区分:
後期
その他:
補足:
-
【講座趣旨】
【概 要】
「戦略」なる言葉は一般化して軍事、ビジネスの両方の領域で用いられます。ビジネスパーソンが軍事領域の戦略論・戦略思想を教養として学ぶこともあれば、軍関係者がMBAを取得することもあります。ただ、両者の相互理解はまだ限られているのが現状だといえるでしょう。本講座では、代表的な戦略論・戦略思想とMBAなどで学ぶ経営学、マネジメント論、オペレーション論、リーダーシップ論、組織論などの諸々の要点を比較して「越境」して考えていく講座です。本講座のねらいは、現代社会において求められる深い戦略思考を鍛えるための機会を提供することにあります。
【紹介動画】
動画はこちら
※本動画は、担当講師が講座の魅力やねらいなどを数分でまとめたものです。お申込みの参考にしてください。
(ストリーミング動画です。通信費は視聴者負担となります。)
【おねがい】
※本講座では、Zoomのブレイクアウトセッションを使ったグループワークを実施する場合がございます。
欠席者多数の場合、講座運営に影響する可能性がありますので、原則として全ての回への出席をご予定くださいますようお願いします。
(出席を強制するものではありません。やむを得ず欠席される場合や遅れて参加の場合のご連絡は不要です)
【特記事項】
※本講座はリアルタイム配信型(見逃し配信付き)となります。
■見逃し配信視聴方法(収録動画のストリーミング配信)
各回実施日の翌々日(日・祝日を除く)21時までに会員のページ「マイページ」に公開します。
視聴期限は、最終回の収録動画を公開してから2週間後です。期間中は何度でも視聴できます。
見逃し配信に関する詳細及び注意事項は、下記「オンライン講座ご受講にあたって」をご確認ください。
※お申込み前に必ずオンライン講座ご受講にあたってをご確認ください。
※初めてZoomをご利用になる方は、Zoomご利用ガイドをご覧ください。
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
【講義概要】
第1回 2024年11月21日(木) 「孫子」の兵法と経営戦略論、オペレーション論、コーポレートファイナンス論等を越境して考える
古典戦略の代表格である「孫子」は具体性と抽象性の振れ幅が優れており、ビジネスパーソンにとってもなじみ深い。「孫子」の戦略のエッセンスと経営戦略論、オペレーション論、コーポレートファイナンス論の要点を提示して共通と相違を探り孫子とビジネス知性の橋渡しを試みる。
第2回 2024年11月28日(木) マキャヴェリ『君主論』『政略論』のリーダー論・組織論とビジネスリーダーシップ論等を比較して考える
ニッコロ・マキャヴェリが説く諸々は苛酷や苛烈なものが多く、倫理観からの乖離もあって必ずしも人気があるわけではない。その赤裸々なリーダー論や組織論と、現代のビジネスリーダーシップ論を比較して共通と相違を探りながら現代知性が見逃しているものを探る。
第3回 2024年12月05日(木) クラウゼヴィッツの『戦争論』とビジネスストラテジー、オペレーション論、ゲーム理論など比較して考える
カール・フォン・クラウゼヴィッツの『戦争論』は難解ではあるが過去よりも現在のほうが読まれている。ナポレオン戦争から戦争の本質を浮き彫りにさせたが、そのエッセンスとビジネスストラテジー、オペレーション論、ゲーム理論を比較していくとき、互いが補完するものは何かを見出す。
第4回 2024年12月12日(木) リデルハートの間接アプローチとビジネスプラン、ストラテジー、マーケティング論を比較して考える
「間接アプローチ」という一語で表現されもするリデルハートの戦略論は現代でも受け入れられやすい。その要点とビジネスプラン、ストラテジー、マーケティング論などの要点を比較していきながら理想と現実の境目を考えていく。
第5回 2024年12月19日(木) 「現代の戦略」とビジネス知性全般との比較を行ってこれまでを総括する
リデルハート以降の戦略思想であるルトワック、クレフェルト、グレイなどに簡潔に触れつつ戦略思想の変遷を提示する。過去4回の軍事領域とMBA的領域の越境を総括しつつ、ビジネス知性が踏まえておく戦略論・戦略思想のポイントを確認する。
【教材】
配付資料
「マイページメニュー」の「オンライン講座アクセス」にてダウンロードしていただきます。
※資料については、各回講師の方針により、講義中の閲覧のみで、受講生の皆様にご提供できない場合がございますのでご了承ください。
参考図書
『戦略思想史入門―孫子からリデルハートまで』(西田陽一著、ちくま新書、2021年)
『戦略は直観に従う ―イノベーションの偉人に学ぶ発想の法則』(ウィリアム・ダガン著、東洋経済新報社、2010年)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 藤江昌嗣 |
---|---|
肩書き | 明治大学経営学部専任教授、京都大学博士(経済学) |
プロフィール | 1954年釧路市生まれ、帯広市を経て、旧浦和市(現 さいたま市)在住、1978年京都大学経済学部卒、民間企業勤務後、神戸大大学院を経て、1984年岩手大学人文社会科学部専任講師、1987年東京農工大学農学部助教授、1992年明治大学助教授、93年教授、現在に至る。 明治大学元副学長(社会連携担当)、戦略研究学会前会長・現顧問、MOSマネジメント・オブ・サスティナビリティ研究所所長 |
名前 | 西田陽一 |
肩書き | 戦略コンサルタント、実業家、作家 |
プロフィール | 1976年札幌市生まれ。ワシントン州立大学卒業。鉄鋼商社勤務を経て(株)陽雄創業。戦略コンサルタント。陸上・航空自衛隊幹部学校部外講師(指揮幕僚・幹部高級課程)を務め、明治大学リバティアカデミー(MLA)では13年から講師。戦略研究学会・日本国際政治学会・国際安全保障学会会員。著訳書『戦略思想史入門——孫子からリデルハートまで』(ちくま新書)、『失敗の本質と戦略思想』(同)、『孫子とクラウゼヴィッツ』(日経ビジネス人文庫)他。 |
© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.