学内講座コード:0601085
この講座について質問する主催:
武蔵野大学 社会響創センター事務課 [ 武蔵野大学 三鷹サテライト教室 (東京都) ]
講座名:
現代と異なる中世仏教の言葉
申し込み締切:
2024年12月15日 (日) 12:00
開催日時:
2024年10月21日(月)~2024年12月16日(月)/10:00~11:30
入学金:
-
受講料:
12,500円
定員:
40名
講座回数:
5回
講座区分:
後期
その他:
補足:
-
【講座内容】
例えば「逆縁」(ぎゃくえん)という仏教語があります。現在では、子どもより親が先に亡くなり、子どもが親の葬儀を執り行うことが年齢的に多いのですが、それとは逆に子どもが親より先に亡くなり、親が子どもの葬儀を出すことを「逆縁」と言います。しかし、中世ではそうした意味ではなく、悪事がきっかけとなって仏道に帰依(きえ)することを意味します。
そうした中世と現代とで異なる言葉を、皆さんと考える講座です。
ちなみに「自由」は中世では「勝手気まま」、「支配」は中世では「分配」のことです。
豆知識を増やしましょう。
【講座スケジュール】
第1回 2024年10月21日(月) 悪僧(あくそう)
第2回 2024年11月11日(月) 自由(じゆう)
第3回 2024年11月25日(月) 三善道と四善道
第4回 2024年12月02日(月) 1238部5351巻
第5回 2024年12月16日(月) 楽市・楽座
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 生駒 哲郎 |
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肩書き | 本学教養教育リサーチセンター研究員・東京大学史料編纂所史料情報管理チーム |
プロフィール | 専門は日本中世宗教史、日本古文書学会編集・大会運営委員。立正大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程満期退学。 山梨県身延山久遠寺、大田区池上本門寺、石川県羽咋市妙成寺などの史料調査委員を経て、現在、本学教養教育リサーチセンター研究員・東京大学史料編纂所非常勤職員・東京都渋谷区文化財審議委員。 主要著書日本の名僧6『重源:旅の勧進聖』(共著 吉川弘文館)、『中世の寺院体制と社会』(共著 吉川弘文館)、『中世の寺院と都市・権力』(共著 山川出版社)、『山岳信仰と村落社会』(共著 岩田書院)など。 |
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