学内講座コード:24B1600044
この講座について質問する主催:
神奈川大学 [ 神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス) (神奈川県) ]
講座名:
横浜を歩く【対面講座】 山手の丘の水上学園/山下ふ頭のハシケ/赤レンガ倉庫近くの北朝鮮工作船
申し込み締切:
2024年12月26日 (木) 23:30
開催日時:
1月 9日(木)、 1月16日(木)、 1月23日(木)、 1月30日(木)、 2月 6日(木)、 2月13日(木)/14:00~15:30
入学金:
-
受講料:
12,000円
定員:
16名
講座回数:
6回
講座区分:
後期
その他:
10800(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足:
-
【講座内容】
この講座は座学(みなとみらいキャンパス)とフィールドワーク(現地訪問)の組み合わせです。フィールドワークは、2回目で横浜山手の聖坂にある日本水上学園、4回目で山下ふ頭につながれている多くのハシケ(艀)、6回目は赤レンガ倉庫近くに展示されている北朝鮮の工作船を見学します。集合場所・ルートは事前の座学でお知らせしますが、天候や訪問先の都合などにより、変更となる場合がございます。
【講座スケジュール】
第1回 1月 9日(木)
詳細:座学(みなとみらいキャンパス) 横浜の水上生活者:子供たちの教育、クリスチャン伊藤伝さん、日本水上学園の誕生(山下町の印度人商館、後の同発菓子工場)、聖坂への転居と水上学園のこんにち。
第2回 1月16日(木)
詳細:フィールドワーク(日本水上学園の訪問) 元町・中華街駅(みなとみらい線)⇒屋上のアメリカ山公園に集合⇒外国人墓地を右に見ながら聖坂へ⇒日本水上学園の見学⇒園長先生に10分ほどお話しを聞く⇒帰路、周辺の博物館などを見学⇒元町・中華街駅。
第3回 1月23日(木)
詳細:座学(みなとみらいキャンパス) 艀(ハシケ):ハシケ(艀)からコンテナ船へ、産業の変化、石炭から石油へ、イギリスのロンダ渓谷、日本の三井三池炭鉱、社会の分断、残るしこり、IT化に取り残される人々、ラストベルトとトランプ現象。
第4回 1月30日(木)
詳細:フィールドワーク(山下ふ頭のハシケ群) 日本大通り駅改札口を出た所⇒山下公園⇒氷川丸⇒山下ふ頭で横浜回漕協会の方のお話を聞く⇒ハシケ見学⇒堀川・谷戸橋⇒元町・中華街駅。
第5回 2月 6日(木)
詳細:座学(みなとみらいキャンパス) 北朝鮮工作船:北朝鮮の成立と歴史、拉致問題の背景、朝鮮総連と民団、工作船のインテリジェンス、拉致直前の怪電波、ロシアと北朝鮮の結託の現状。
第6回 2月13日(木)
詳細:フィールドワーク 北朝鮮工作船の見学 日本大通り駅改札口⇒大桟橋⇒赤レンガ倉庫⇒海上保安庁⇒工作船展示場の見学⇒日本大通り駅。
【教材】
あり(資料配布または参考程度)
【備考】
※受講料には行事保険料を含みます。
※フィールドワーク時の集合場所は別途案内いたします。
※フィールドワーク時、入館料などが必要な場合があります。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 藤村 是清 |
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肩書き | 神奈川大学元講師 |
プロフィール | 専門は移動・移民研究。長年にわたり、1855~1940年の中国南部移民送出港(厦門・汕頭・瓊州・香港)の出入国数値を探索収集。86年間の数値が出入国ともに長期に増大し、しかも帰国率が出国総数約1618万人(延べ数)に対して帰国総数約1243万人(延べ数)とほぼ安定的に8割弱の高さを示していた。長期拡大趨勢と高い帰国率の持続との組み合わせは、通説的な経済的要因からの故郷離脱では説明できず、逆説的ながら、むしろ世代を超えた越境的家族の形成と遠隔地間をまたぐ故郷との結びつきの強さを示している。拙論は、2016年カナダで開かれた国際学会(バンクーバー)で英文報告後、2017年『華僑華人の事典』に収録された(丸善出版、要約は22~25ページ、統計は付録2)。英文報告および経緯は2018年『商経論叢』53-4を参照されたい。他の論考はネット検索→藤村是清→マイポータル。 |
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