学内講座コード:24B1600018
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主催:
神奈川大学 [ 神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス) (神奈川県) ]
講座名:
「わが国海洋政策の最前線」【対面講座】 日本の海洋政策・鉱物資源・海洋油田技術・国際海洋観測網への貢献について
申し込み締切:
2024年10月12日 (土) 23:30
開催日時:
10月26日(土)、11月30日(土)、12月14日(土)、 1月18日(土)、 2月15日(土)/14:00~15:30
入学金:
-
受講料:
1,000円
定員:
150名
講座回数:
5回
講座区分:
後期
その他:
補足:
-
【講座内容】
日本の海洋政策の全体像を俯瞰し、その上で重要ないくつかの分野を取り上げて、その最先端の動きを紹介します。
【講座スケジュール】
第1回10月26日(土) 『わが国海洋政策の全貌を鳥瞰する』
詳細:わが国の海洋政策がどのような内容のものか、その全貌を俯瞰するかたちで明らかにします。
海洋基本法、海洋基本計画、担当省庁、それぞれの役割、現在の海洋政策の問題点などを明らかにし、今後の回で検討される各分野の最前線の動きを理解するための基礎的知識を提供します。
講師 來生新
第2回11月30日(土) 『深海底鉱物資源の開発について』
詳細:深海底には熱水鉱床、コバルト・リッチ・クラスト、レアアース泥などの資源が存在しますが、今後急速に普及すると見込まれるEVに象徴されるように、先端産業に不可欠のこれら鉱物を含有する深海底資源の開発が期待されています。これに関する我が国の取組や海外企業の開発技術等について概括します。
講師 中原裕幸
第3回12月14日(土) 『海洋開発を支える基礎技術の紹介』
詳細:海洋開発の分野では、海底油田開発を中心に60年以上にわたり様々な技術開発が行われてきました。最近、日本でも活発化しつつある洋上風力発電プロジェクトにおいても、海底油田で培われた技術が応用されています。この回では、海洋構造物、海底生産システム、水中ロボットなど、海洋開発に不可欠な代表的技術の例と、その背後にある工学的な考え方を紹介し、海洋で人間が活動するための基礎技術について、概要を紹介します。
講師 渡邉啓介
第4回 1月18日(土) 『世界の海を測る』
詳細:2023年の夏は、「地球が沸騰している」と表現されたとおり、観測史上、最も暑い夏となったことは記憶に新しい。地球の気候変動メカニズムにおいて、大気と海洋は密接に関係しています。そのため、将来の気候変動を正確に予測するためには、全球レベルで海洋の「物理場」の状況を把握することが必須となります。この回では、「アルゴ計画」と呼ばれる国際プロジェクトによる全球海洋観測を事例として、アルゴ計画によって何が明らかとなったのか、アルゴ計画は日本の海洋科学政策にどのように位置付けられているか、また日本がどのくらいアルゴ計画に貢献しているか等について紹介します。
講師 磯野哲郎
第5回 2月15日(土) 『パネル討論「21世紀中葉に向けた日本の海洋政策」』
詳細:担当講師4人がパネルディスカッション形式で、21世紀中葉に向けての海洋政策が日本社会にとってどんな意義を持つのか、今後の海洋政策の展開に向けて留意すべきことは何か、等々について論じ、受講者からの質問や意見を交えて議論します。
講師 來生新、中原裕幸、渡邉啓介、磯野哲郎
【教材】
あり(資料配布または参考程度)
【備考】
※この講座は、割引制度(5%)の対象外です。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 來生 新 |
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肩書き | |
プロフィール | 海とみなと研究所上席研究員。北海道大学法学研究科学位取得退学。横浜国立大学副学長、放送大学学長を経て、横浜国立大学名誉教授、放送大学名誉教授、東京湾再生官民連携フォーラム議長、元日本海洋政策学会副会長。 |
名前 | 中原 裕幸 |
肩書き | |
プロフィール | 海とみなと研究所上席研究員。上智大学卒。南カリフォルニア大学海洋政策修士。神戸大学リサーチフェロー、横浜国立大学非常勤講師、日本海洋政策学会顧問、Marine Technology Society日本支部副支部長。 |
名前 | 渡邉 啓介 |
肩書き | |
プロフィール | 海とみなと研究所客員研究員。博士(工学)、東京大学大学院工学系研究科船舶海洋工学専攻。東海大学海洋学部海洋理工学科教授、横浜国立大学非常勤講師。日本船舶海洋工学会東部支部運営委員会委員、Marine Innovation株式会社代表取締役 |
名前 | 磯野 哲郎 |
肩書き | |
プロフィール | 海とみなと研究所客員研究員。北海道大学水産学部卒。博士(学術)、神奈川大学。(国研)海洋研究開発機構経営企画部長、アルゴ計画推進委員会委員。 |
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