遥かなる唐の調べに魅せられて～音読で中国の名詩人たちと旅する時間～

【講座の到達目標】
中国の二大詩人、「詩仙」李白と「詩聖」杜甫の名作について内容や背景を理解した後、一緒に中国語で音読します。実際に中国語で音読することで漢詩や中国語の美しさ、魅力を存分に味わってみませんか。

【講座趣旨】　
本講座では、日本でもよく知られている李白と杜甫の漢詩をよみます。李白と杜甫はともに唐の時代に活躍した詩人ですが、唐代のみならず中国詩歌史上において最高の存在で、それぞれの作風から李白は「詩仙」、杜甫は「詩聖」と称されています。李白はまた「酒仙」とも呼ばれていますが、これは杜甫の詩「飲中八仙歌」に由来します。
　今回は李白と杜甫の二回に分けて、二人の有名な詩を数首取り上げ、それぞれの詩がよまれた背景や内容等について、映像を交えながら説明いたします。詩に対する理解を深めた後、一緒に中国語でよんでみましょう。一般に中国語の発音は難しいと言われておりますが、詩は文字数が少なく、抑揚がはっきりしており、リズムがとりやすいため、中国語をまったく知らない方でも中国語の美しさを十分に味わっていただけます。詩の内容の素晴らしさはもとより、漢字の魅力や中国語の音の優美さを含めて、音読で漢詩の世界を一緒に楽しみましょう。


【講座スケジュール】
第1回 11月11日（月） 「詩仙」李白の夢幻
第2回 11月18日（月） 「詩聖」杜甫のリアリズム

開催場所：「受講証」メールに記載（3日前迄にメールで配信）
申込・振込期間：9月2日（月）〜11月1日（金）