学内講座コード:730764
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座 (オンライン) ]
講座名:
耕さない農業―土壌生態学からのアプローチ
申し込み締切:
2024年10月10日 (木) 17:00
開催日時:
10月11日(金)〜11月15日(金)/10:30~12:00
入学金:
-
受講料:
17,077円
定員:
30名
講座回数:
5回
講座区分:
後期
その他:
会員受講料: 14,850円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・生態学的な理論にもとづく土壌管理を理解する
・慣行農業、有機農業に共通する問題点を土壌の視点から考える
【講義概要】
私たちの食を支える農業は、大きな転換点に立っています。「緑の革命」と呼ばれる農業の近代化は、工業的な農業を世界中に拡大しました。単収は飛躍的に伸びたものの、生物多様性の低下や環境汚染、労働者の権利侵害など多くの問題点が指摘されています。最近よく耳にするリジェネラティブ農業は「耕さない農法」を採用することで、環境を再生する新たな農業であると喧伝されていますが、実態は工業的農業技術の延長です。同じ「耕さない農法」でもリジェネラティブ・オーガニック農業では、土壌生態系の機能を活かしつつ、少コストと人や生態系の両立が可能です。大きく変化する農業をとりまく事情を土壌生態系の視点からときほぐします。
【各回の講義予定】
第1回 2024/10/11(金) なぜ人は耕すのか?耕さない農業への大転換
第2回 2024/10/18(金) 農業、環境、健康
第3回 2024/10/25(金) 地球上で最大の生物多様性を誇る土壌生態系のしくみ
第4回 2024/11/ 8(金) なぜ耕さなくても作物が育つか?
第5回 2024/11/15(金) ライ麦畑に集まろう
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は11月22日(金)を予定しています。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず 「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆お申込みいただいた有料講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 金子 信博 |
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肩書き | 横浜国立大学名誉教授、福島大学名誉教授 |
プロフィール | 農学博士。島根大学生物資源科学部助教授、横浜国立大学大学院環境情報研究院教授を経て、2018年から福島大学勤務。森林,畑地,水田土壌の生物多様性と生態系機能の関係を研究。主要な著書に「土壌生態学入門 (2007)」「土壌生態学(編著)(2018)」、「ミミズの農業改革(2023)」。日本の大学院で初めてのアグロエコロジープログラムを福島大学大学院食農科学研究科に開設。 |
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