グローバルヒストリーからみるイギリス帝国史 近世―16世紀〜18世紀

【目標】
・グローバル化が急速に進展する現代世界の歴史的起源を考える。
・一国史(ナショナルヒストリー)を超える新たな歴史の見方(グローバルヒストリー)を学ぶ。
・イギリス社会の複合的な成り立ちを理解する。

【講義概要】
グローバルヒストリーは、世界全体を視野に入れることで、従来の国ごとを単位とした一国史(ナショナルヒストリー)では見えてこなかった、ヒト・モノ・カネ・情報のボーダー(国境)を超えた動きを、広域的・俯瞰的にとらえ考える「新しい世界史」です。この講義では、16世紀からほぼ500年にわたって世界中で大きな影響力を行使したイギリス帝国の盛衰を、まず前半の台頭・勃興期である「近世」の時代(16-18世紀)を中心に考察します。なぜ、ヨーロッパの二流国であったイギリスが、大国として君臨することになったのか? 帝国・植民地の獲得、海外貿易の拡張、国内のジャントルマン支配など、複合的な関連から読み解いていきます。

【各回の講義予定】
第1回 2024/10/16(水) 二流国イギリスの「帝国の兆し」―16世紀
第2回 2024/10/30(水) オランダとイギリス名誉革命—17世紀の大変動
第3回 2024/11/13(水) 第一次帝国：大西洋を挟んだ帝国―18世紀前半
第4回 2024/11/27(水) 第二次帝国：大西洋からアジアへ―18世紀後半

【ご受講に際して】
◆Zoomミーティングを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず
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