学内講座コード:330408
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
イスラーム美術へのいざない―ヨーロッパと日本を魅了した芸術
申し込み締切:
2024年09月27日 (金) 17:00
開催日時:
9月28日(土)〜10月26日(土)/13:10~16:35 ※途中休憩をはさみます。
入学金:
-
受講料:
13,662円
定員:
24名
講座回数:
2回
講座区分:
数回もの
その他:
会員受講料: 11,880円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・イスラーム圏における建築と美術工芸の発展の様子を理解する。
・ヨーロッパとイスラーム美術のかかわりを理解する。
・日本にもイスラーム美術品がもたらされていたことを理解する。
【講義概要】
イスラーム圏では優れた建築物や美術工芸品が作られてきました。とくにイスラーム圏の陶器や金工品、染織品などの工芸品は、貿易品や贈答品としてヨーロッパにもたらされ、イタリア・ルネサンスにも影響を及ぼしました。また19世紀以降、欧米の芸術家のなかには、イスラーム圏の建築や美術、工芸品のデザインを参照して制作を行う者も多くいました。実は日本にも古くからイスラーム美術品がもたらされていました。本講義では、イスラーム美術がどのように発生し、発展したのかを解説したうえで、イスラーム美術がヨーロッパや日本の人びとを魅了した様子を見ていきます。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 9/28(土) (1)イスラーム美術の発生と発展 (2)イタリアとイスラーム美術
第2回 2024/10/26(土) (3)イスラーム美術の華―三大帝国における美術 (4)日本とイスラーム美術
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 鎌田 由美子 |
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肩書き | 慶應義塾大学准教授 |
プロフィール | イスラーム美術史専攻。2002年に慶應義塾大学美学美術史学専攻を卒業後、東京大学大学院にて修士号、ニューヨーク大学美術研究所にて博士号を取得。メトロポリタン美術館ホイットニー研究員、ホノルルのシャングリラ・イスラーム美術館レジデント研究員、早稲田大学高等研究所などを経て2017年より現職。著書に『絨毯が結ぶ世界―京都祇園祭インド絨毯への道』(名古屋大学出版会、2016年)。日本学士院学術奨励賞、日本学術振興会賞ほかを受賞。近年は、日本とイスラーム美術のかかわりについて調査・研究を行っている。 |
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