学内講座コード:130480
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
宮崎駿と文学の世界
申し込み締切:
2024年09月26日 (木) 17:00
開催日時:
9月27日(金)〜10月18日(金)/10:40~12:10
入学金:
-
受講料:
13,662円
定員:
30名
講座回数:
4回
講座区分:
後期
その他:
会員受講料: 11,880円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・宮崎駿のアニメーション映画についての理解を深める。
・映像作品と文学作品の違いについて考える力を身につける。
【講義概要】
宮崎駿は『本へのとびら 岩波少年文庫を語る』の著作があるように文学作品についての造詣が深い。この講義では、宮崎駿のアニメーション映画が、国内外の文学作品の触発や影響を深く受けることによって独自の映像世界が想像されているさまを追ってゆきます。取り上げるのは、宮沢賢治の『どんぐりと山猫』を下敷きとする『となりのトトロ』(1988年)、角野栄子の作品を原作とする『魔女の宅急便』(1989年)、アンデルセン童話『人魚姫』のほか夏目漱石の小説をもとにした『崖の上のポニョ』(2008年)、イギリスの児童文学作家のダイアナ・ウィン・ジョーンズの作品を原作とした『ハウルの動く城』(2004年)になります。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 9/27(金) 『ハウルの動く城』と〈視覚的叙述〉
第2回 2024/10/ 4(金) 『となりのトトロ』と宮沢賢治の童話
第3回 2024/10/11(金) 『崖の上のポニョ』と夏目漱石の小説
第4回 2024/10/18(金) 『魔女の宅急便』と角野栄子の童話
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は11月8日(金)を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 米村 みゆき |
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肩書き | 専修大学教授 |
プロフィール | 専修大学文学部日本文学文化学科教授。日本近現代文学、アニメーション文化論。博士(文学)。名古屋大学大学院博士課程を経て日本学術振興会特別研究員(PD)。2009年より専修大学に在籍。ブリテッシュコロンビア大学アジア研究センター客員教授(2019年)。主要著書に『映像作家 宮崎駿 〈視覚的文学〉としてのアニメーション映画』(2023年)、『ジブリ・アニメーションの文化学 高畑勲・宮崎駿の表現を探る』(共編著、2022年)、『アニメーション文化 55のキーワード』(共編著、2019年)、『宮沢賢治を創った男たち』(2003年)で第28回日本児童文学学会奨励賞受賞。 |
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