学内講座コード:130463
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
ロック音楽の社会学【洋楽編】―ビートルズからポール・サイモンまで
申し込み締切:
2024年09月26日 (木) 17:00
開催日時:
9月27日(金)〜11月22日(金)/15:05~16:35
入学金:
-
受講料:
27,324円
定員:
30名
講座回数:
8回
講座区分:
後期
その他:
会員受講料: 23,760円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・音楽文化を「表現」のみならず「構造」として理解する
・激動の20世紀といわれる米英の社会をロックを通じて把握する
・ロックの「もっと遠くへ」とよぶべき志向について思索する
【講義概要】
米英のロック音楽を社会学の視点から読解します。エルヴィス、ビートルズ、ボブ・ディラン、ローリング・ストーンズ、レッド・ツェッペリン、ピンク・フロイド、キッス、セックス・ピストルズ、ポール・サイモンなど20世紀のミュージシャンを議論の俎上に載せますが、本講座の分析視覚は「何年に誰が登場して、そこで何があって」という歴史探訪や英雄礼賛の態度とは一線を画します。むしろそのような「語り方」や「実践の在り方」がどのような社会構造のもとで生じるのか、階層・芸術・産業などの社会的条件は音楽にいかなる影響を与えるのかなど、ピエール・ブルデューの社会学理論を通じて文化にまつわる人々の行為の意味を明らかにします。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 9/27(金) 音楽と社会学──ロックンロール誕生
第2回 2024/10/ 4(金) ロック音楽文化の三つの指標──〈アウトサイド〉指標
第3回 2024/10/11(金) ロック音楽文化の三つの指標──〈アート〉指標
第4回 2024/10/18(金) ロック音楽文化の三つの指標──〈エンターテイメント〉指標
第5回 2024/10/25(金) ロックの〈場〉の理論──ロックをめぐる〈場〉の形成/ロック〈場〉の力学
第6回 2024/11/ 8(金) ロックの〈場〉の展開──成熟し洗練化するロック/パンク・ロックの台頭
第7回 2024/11/15(金) ロックの〈場〉の展開──ポスト・パンクの主張/ポップ化するロック
第8回 2024/11/22(金) ロックの〈場〉の展開──ライブエイドの光と影/ポピュラー音楽への拡張
【ご受講に際して】
◆参考図書として『ロックミュージックの社会学』(南田勝也著・青弓社、ISBN:9784787231901)を挙げます。講義中に適宜解説するので必ずしも持っていなくても受講できますが、持っているとより理解が深まります。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 南田 勝也 |
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肩書き | 武蔵大学教授 |
プロフィール | 兵庫県生まれ。博士(社会学)。専門分野は音楽社会学・文化社会学。日本ポピュラー音楽学会理事。著書に『ロックミュージックの社会学』(青弓社)、『オルタナティブロックの社会学』(花伝社)、編著に『音楽化社会の現在』(新曜社)『メディア社会論』(有斐閣)など多数。 |
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