学内講座コード:130402
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
歌舞伎と文楽
申し込み締切:
2024年09月25日 (水) 17:00
開催日時:
9月26日(木)〜12月 5日(木)/10:40~12:10
入学金:
-
受講料:
34,155円
定員:
30名
講座回数:
10回
講座区分:
後期
その他:
会員受講料: 29,700円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・江戸時代を代表する芸能である歌舞伎と文楽を比較対照しながら、その見どころを具体的に紹介します。
・昔から今にいたる舞台を映像で鑑賞しながら、作品にまつわる芸談やエピソードなどを紹介することを通して、歌舞伎と文楽、それぞれの特質や面白さ、楽しみ方、さらには周辺文化への拡がりを学びます。
【講義概要】
2024年は、近松門左衛門が亡くなって300年にあたります。正確には近松の命日である享保9年11月22日は西暦1725年1月6日なのですが、2024年度ということで、今年度は近松門左衛門の生涯をたどりながら諸作品を取り上げます。率直にいって、近年、あらためて近松の魅力を語るのは非常に難しくなっています。近松に思い入れの深い演者も少なくなっています。浄瑠璃の時代物、世話物から歌舞伎に書き下ろした作品まで、全生涯を追いかけながら、重要な作品には複数回を使いながら、近松門左衛門の魅力をどう伝えられるのか試行錯誤してみたいと思います。
今学期は、竹本筑後掾の死後から近松最晩年までをたどります。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 9/26(木) 竹本筑後掾の死、そして「国性爺合戦」
第2回 2024/10/ 3(木) 上演形態と伝承:「国性爺合戦」
第3回 2024/10/10(木) 能から浄瑠璃へ:「平家女護島」
第4回 2024/10/17(木) 虚実皮膜の間:『難波土産』の世界
第5回 2024/10/31(木) 伝承と改作:「心中天の網島」
第6回 2024/11/ 7(木) 浄瑠璃と映画:「心中天の網島」
第7回 2024/11/14(木) 時代物の世界:「津国女夫池」
第8回 2024/11/21(木) 近代における復権:「女殺油地獄」
第9回 2024/11/28(木) 伝承の古層:「心中宵庚申」
第10回 2024/12/ 5(木) 絶筆と死:「関八州繋馬」
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 児玉 竜一 |
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肩書き | 早稲田大学教授、早稲田大学演劇博物館館長 |
プロフィール | 昭和42年兵庫県生まれ。早稲田大学大学院から、早稲田大学助手、東京国立文化財研究所、日本女子大学などを経て現職。専門は歌舞伎研究と評論。編書に『能楽・文楽・歌舞伎 日本の伝統芸能への誘い』(教育芸術社)、共編著に『カブキ・ハンドブック』(新書館)、『映画のなかの古典芸能』(森話社)など。「朝日新聞」で歌舞伎評担当。2013年より早稲田大学演劇博物館副館長を経て現在は館長。 |
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