学内講座コード:7
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主催:
大東文化大学地域連携センター [ 大東文化大学 大東文化会館 (東京都) ]
講座名:
“成功”の歴史を考える!Part2
申し込み締切:
2024年09月04日 (水) 23:30
開催日時:
土曜日
12月7日、14日、21日
10:00~11:30
入学金:
-
受講料:
6,000円
定員:
30名
講座回数:
3回
講座区分:
数回もの
その他:
補足:
-
第1回(12月7日) 気分一新に大成功!-安政の大地震と“鯰絵”-【担当講師:宮瀧 交二】
安政2(1855)年に発生した安政江戸地震は、江戸の民衆たちに大きな被害をもたらしましたが、地震の直後には多数の絵入の瓦版が発行されました。なかでも鯰の絵が描かれたものは“鯰絵(なまずえ)”と呼ばれていますが、そこからは、地震の被害から逞(たくま)しく立ち上がった人々の姿を知ることが出来ます。気分一新に大成功した江戸の民衆の姿を多数の“鯰絵”から読み解きます。
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第2回(12月14日) 弥生時代の“革新”と“不可思議”【担当講師:石坂 俊郎】
弥生時代は、稲作農耕の本格的開始と定着進展、金属加工技術の進歩、そして都市出現の議論など、以後現代社会につながる歴史の原点に位置する画期的時代でした。一方で銅鐸などの金属製祭器、土偶のような土製品が生み出されます。
このような合理的“革新”と「はて?」と思わされる“不可思議”からなる弥生時代の二つの顔について考えてみたいと思います。
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第3回(12月21日) ソメイヨシノの誕生と伝播【担当講師:秋山 伸一】
春の訪れを告げる桜「ソメイヨシノ」。ソメイヨシノのソメイは、かつて江戸の郊外に所在した染井【そめい】(現東京都豊島区駒込)という地名に由来します。江戸時代後半から明治時代にかけて、染井には多くの植木屋が居住し、彼らが全国に売り広めたヨシノ(ザクラ)がその起源になっています。今回は歴史資料から判明するソメイヨシノ誕生と全国への伝播の実像にせまっていきます。
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名前 | 宮瀧 交二 |
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肩書き | 大東文化大学文学部歴史文化学科教授、図書館長 |
プロフィール | 立教大学大学院文学研究科博士後期課程史学専攻(日本史専修)博士予備論文提出退学。博士(学術)[新潟大学大学院現代社会文化研究科]。専門は日本古代史、博物館学、観光歴史学。著書に『岡倉天心 思想と行動』[共著]他。(公社)日本博物館協会 平成25年度棚橋賞受賞。歴史科学協議会『歴史評論』編集長等で活動中。 |
名前 | 石坂 俊郎 |
肩書き | 埼玉県立嵐山史跡の博物館主任専門員兼学芸員 |
プロフィール | 早稲田大学大学院考古学専攻博士後期課程中退。文学修士。専門は日本考古学。論文に「吉ケ谷式集落の検討」他。 |
名前 | 秋山 伸一 |
肩書き | 豊島区立郷土資料館学芸員 |
プロフィール | 立教大学大学院文学研究科史学専攻博士課程前期課程修了。専門は日本近世史、江戸園芸史。論文に「ソメイヨシノをめぐる言説とその実像」(荒野泰典編『近世日本の国際関係と言説』所収)他。 |
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