学内講座コード:720403
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座 (オンライン) ]
講座名:
日本の伝統芸能―能を学ぶ 観阿弥の能〈卒都婆小町〉
申し込み締切:
2024年06月29日 (土) 23:30
開催日時:
7月 1日(月)〜 7月29日(月)/10:30~12:00
入学金:
-
受講料:
13,662円
定員:
30名
講座回数:
4回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 11,880円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・4回の講義で、〈卒都婆小町〉を紹介する。
・前回に引き続き、観阿弥作の能であるので、世阿弥よりも古い時代に作られた能の特色を明らかにしつつ、世阿弥の手がはいっているところがどこなのかも、見ていきたい。
【講義概要】
観阿弥作の能の特色としてどんなことが見られるか、まず〈卒都婆小町〉のテキストから、分析していく。
現代では、三老女として重んじられている〈檜垣・姨捨・関寺小町〉の前段階で演ずべき能として、この曲も重い扱いをされている。老女としての演技の難しさと面白さを明らかにしたい。
現代の重い扱いに対して、観阿弥や世阿弥時代、またその後の室町時代全般辺りでは、どのように演じられていたのか、以前横浜能楽堂で復元された「秀吉の見た卒都婆小町」なども参照しながら、現代上演されている能の映像を観て、その表現法や、舞台化の実態を確認していく。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 7/ 1(月) 小町物の能
第2回 2024/ 7/ 8(月) 卒都婆問答
第3回 2024/ 7/22(月) 小町の今昔
第4回 2024/ 7/29(月) 狂乱する小町
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は、8月5日(月)を予定しております。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆お申込みいただいた有料講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30 までに公開します。インターネット上で 1 週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動
画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 三宅 晶子 |
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肩書き | 横浜国立大学名誉教授 |
プロフィール | 1953年愛知県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得満期退学。博士(文学)。横浜国立大学教授・奈良大学教授を歴任。専門は中世日本文学(特に能楽)。著書に『世阿弥は天才である』(草思社)、『歌舞能の確立と展開』・『歌舞能の系譜』(ぺりかん社)、編著書『もう一度読みたい日本の古典文学』(勉誠出版)などがある。『対訳で楽しむ能』(檜書店)刊行中。 |
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