学内講座コード:120102
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
平安朝の女流日記を読む 『蜻蛉日記』
申し込み締切:
2024年08月19日 (月) 17:00
開催日時:
8月20日(火)〜 9月 3日(火)/13:10~14:40
入学金:
-
受講料:
10,246円
定員:
35名
講座回数:
3回
講座区分:
数回もの
その他:
会員受講料: 8,910円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・平安時代の文学作品を読解するための入門篇として、主な女流日記作品の主要箇所を読む。
・作品が生み出された時代背景や、作者をとりまく社会的環境などについても理解を深める。
【講義概要】
和歌や物語と並んで、平安時代の文学史における主要なジャンルとして挙げられるのが、日記文学です。その書き手は女性であり、女性が自らの人生を回想しつつその内面を綴った作品として、作者自身の人物像や生き方への関心とともに、共感をもって読み継がれてきました。
今回の講座では、平安女流日記の最初の作品である『蜻蛉日記』を取り上げます。この作品は、藤原道綱の母(藤原道長の父である兼家の妻の一人)が、夫兼家との結婚生活をおよそ二十年間にわたって回想しつつ、克明な心理描写や和歌を交えながら、一夫多妻制の下での女性の苦悩を綴ったものです。冒頭部分や主要な箇所を原文で読みながら、解説していきます。
※本文は配付資料に掲載しますので、テキストは不要です。
※2018年度冬学期(2019年2月)と同名講座と、ほぼ重なる内容です。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 8/20(火) 「日記文学」について。文学史の概説。冒頭文・上巻の主な記事。
第2回 2024/ 8/27(火) 上巻・中巻の主な記事
第3回 2024/ 9/ 3(火) 下巻の主な記事
【ご受講に際して】
◆本文は配付資料に掲載しますので、テキストは不要です。
◆2018年度冬学期(2019年2月)と同名講座と、ほぼ重なる内容です。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 田畑 千恵子 |
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肩書き | 元早稲田大学講師 |
プロフィール | 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得。専門分野は平安時代の散文(『枕草子』・日記文学)。早稲田大学及び複数の大学で学部生の指導を担当してきた。主要論文「枕草子『かへる年の二月二十余日』の段の位相」(『日本文学研究資料新集 四』有精堂)、「枕草子日記的章段の方法」(『中古文学』36号)など。 |
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