学内講座コード:2024Hi004-04
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主催:
佛教大学 [ 佛教大学オープンラーニングセンター (京都府) ]
講座名:
「『源氏物語』×もののけ」~ラブ&サスペンスの世界へようこそ~
申し込み締切:
2024年08月09日 (金) 16:00
開催日時:
2024年8月9日(金)/17:00~18:15
入学金:
-
受講料:
0円
定員:
500名
講座回数:
1回
講座区分:
1回もの
その他:
※受講には会員登録が必要です。
補足:
-
◆8月は『源氏物語』のサスペンスの世界へようこそ!?
それは、中秋の名月「旧暦8月15日の夜」のことでした・・・。第四帖「夕顔」巻では、光源氏と夕顔のラブストーリーだけでは終わりません。愛し合う二人に突然の別れがおとずれます。それは、読者に不安や緊張感を抱かせ、手に汗握るまさにサスペンスの世界へと誘います。あの世とこの世を繋ぐ多くの異界スポットがあるといわれる「京都」より、今年の8月イベントは『源氏物語』のサスペンスの世界をご紹介。O.L.C.通常講座「『源氏物語』を読む」を、通常講座の世界観はそのままに、納涼バージョンでお届け。紫式部が『源氏物語』に仕掛けた、伏線の数々を繙いていきます。
◆なぜ、紫式部は「もののけ」を物語に登場させたのか。
「物の怪(もののけ)」の存在は、登場人物たちの感情、心理状態の動きを際立たせ、物語に緊張感をもたらしています。まさに「サスペンス」の状況を作り出しています。物語における物の怪の役割とは?物の怪の登場により、単なる「おそろしさ」だけではなく、人間の美しい面「愛」「希望」の場面に対して、人間の弱さの面「儚さ」「絶望」を強く示し、いつのまにか「おそろしさ」の中に「美しさ」が表れます。紫式部が「物の怪」を通じて表現したかったものとは・・・。今回は、『源氏物語』五十四帖の中で何度か登場する「物の怪」を取り上げ、「物の怪」の解釈を通して、平安時代の恋愛観や道徳観、精神文化に触れていきたいと思います。
【定員】対面100名、オンライン400名
※対面・オンラインのどちらで申込んでも「翌日より1か月間の見逃し配信付き」
※事前申込制・先着順
名前 | 神原 勇介 |
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肩書き | 佛教大学 文学部 講師 |
プロフィール |
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