学内講座コード:2421Z002
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主催:
東京都立大学オープンユニバーシティ [ 東京都立大学 飯田橋キャンパス (東京都) ]
講座名:
管理会計を読んでみよう 論文から読み解く多様な管理会計の研究
申し込み締切:
2024年06月21日 (金) 23:30
開催日時:
2024年7月1日(月)~2024年7月8日(月)/18:30~20:00
入学金:
-
受講料:
1,000円
定員:
30名
講座回数:
2回
講座区分:
数回もの
その他:
補足:
-
【講座内容】
管理会計を読んでみよう
プレミアム講座は東京都立大学教員の専門的かつユニークな研究の内容を紹介する講座です。興味のある方々に受講していただけるよう特別価格で提供しており、入会金も不要(一般の方)です。高校生は無料で受講できます。尚、当講座に関しては事前のキャンセルの場合でも受講料は返却いたしませんのでご了承願います。
企業内部で取り扱われる情報を対象とした管理会計という領域では、心理学や経済学などを応用した多様な研究がなされています。本講座では、管理会計の研究に触れることで会計学の意義を感じてもらうことを講義全体の目的として、講義・ディスカッションを行います。
「会計学」と聞いて、どのようなイメージを持たれるでしょうか?「難しそう」「計算が多い」「一部のプロフェッショナルのための学問で、自分には関係がない」などなど・・・。総じてとっつきにくいイメージを持たれがちな会計学ですが、こと研究においては組織に日常的に転がっている「疑問」に答えてくれるようなものがたくさんあります。「疑問」とは、例えば次のようなものです。
「会計の仕組みで従業員のモチベーションを上げることは可能なのか?」
「お客さんの満足度を上げると、企業の業績は上がるのだろうか?」
「組織や個人は、どのような目標を設定すべきか?」
「人や組織の評価に会計情報はどこまで役に立つのか?」
これらは会計学における研究テーマのごく一部です。本講義では、社会に転がっている「疑問」と「その答え」に触れていただくために、できるだけ多くの研究を紹介していきます。研究成果を収め学術論文では、疑問に対する答えを導き出すためにさまざまな方法が用いられています。加えて学問領域の前提知識を必要とする場合も多いので、多くの人にとって難しい内容に感じられます。学術論文をひとりで読み解くことは誰にとっても難しいことです。この講座では講師の解説を聞きながら複数人で内容を読み解いていき、意見を交わすことで学問の世界を少しでも体感してもらいます。
高校生はこの講座を受講することによって、経済経営学系の大学での学びについて、イメージを描くことができるようになります。それ以外の受講生にとっては、経済経営学を学問として捉えることができるようになる、学術的なエビデンスの存在とそれらを実践に活かすきっかけとしていただけたらと思います。
【講座スケジュール】
第1回 2024年07月01日(月) 会計学および学術論⽂とは、学術論⽂を読んでみよう(1)
第2回 2024年07月08日(月) 学術論⽂を読んでみよう(2)
※高校生は専用ページからお申し込みください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 町田遼太 |
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肩書き | 東京都立大学 経済経営学部経済経営学科 助教 |
プロフィール | 商学博士(早稲田大学)。 横浜市立大学国際総合科学部卒業。早稲田大学大学院博士後期課程,早稲田大学商学学術院助手および早稲田大学商学部講師(任期付)を経て,現職。専攻は管理会計。現在は,企業予算をはじめとする業績管理のためのシステムが従業員の心理に影響をおよぼすメカニズムや,原価計算など管理会計の方法が組織的な成果にもたらす影響の研究を中心に行っている。主な研究業績として「Perception of the Controllability Principle and its Consequences for Budgetary Control」(共著)、「日本企業の予算管理の改善に関する実態調査」(共著)などがある。 |
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