学内講座コード:2421T010
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主催:
東京都立大学オープンユニバーシティ [ 東京都立大学 飯田橋キャンパス (東京都) ]
講座名:
東京都現代美術館 コレクション展の概要と変遷 東京の魅力ある博物館・美術館シリーズ
申し込み締切:
2024年08月18日 (日) 23:30
開催日時:
2024年8月28日(水)/15:00~16:30
入学金:
3,000円
受講料:
3,000円
定員:
30名
講座回数:
1回
講座区分:
1回もの
その他:
補足:
-
【講座内容】
東京都現代美術館は、1995年江東区木場に開館しました。来年開館30周年を迎えます。この地での歴史はまだ浅いものですが、当館の収集活動は約100年前まで遡ります。1926年に開館した東京府美術館(1943年に東京都美術館に改称)、その活動を引継ぎ1975年に開館した東京都美術館(新館)の時代を経て、徐々にコレクションが形成されていきました。約3000点に上るこのコレクションは、1995年の当館の開館時に移管され、その後も収集活動を継続して現在約5800点の作品を所蔵しています。戦後美術を中心に近代以降現在に至るコレクションは、美術館活動を支える基盤になっています。
当館には、約3100㎡に及ぶ大きなコレクション展示室があります。この展示室で、所蔵作品から精選された代表作によって、現代美術の状況をわかりやすく体系的に紹介する常設展示をすることが開館時の大きな目的であり、当館における活動の柱となってきました。
現在は、そうした目的や歴史的な視点を受け継ぎながらも、多彩な観点から、できるだけ多くの作品を紹介することに努めています。それゆえ、常に同じ作品が同じ場所に展示されているという、まさしく「常設」の部分もあれば、会期ごとに様々なテーマを設けて100点から200点の作品を選び、展示する部分もあります。
本講座では、そうした当館のコレクション展示である、「MOTコレクション」の概要と変遷、そして開催中の展示について、具体的な作品・事例を交えながら、ご紹介していきます。当館に足を運び、お楽しみいただくきっかけとなれば幸いです。
■「MOTコレクション」
2024年8月3⽇(⼟)〜11月10⽇(⽇)
*毎週月曜⽇(祝⽇の場合は翌平⽇)休館
【講座スケジュール】
第1回 2024年08月28日(水)
単位数:1単位
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 藤井亜紀 |
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肩書き | 東京都現代美術館 学芸員 |
プロフィール | 世田谷美術館勤務を経て、1995年より東京都現代美術館勤務。作品の収集・管理・展示に携わる。2009年度から2014年度まで、コレクション展のなかで、戦後日本美術を見直すシリーズ「クロニクル」を企画担当。担当した主な企画展に、「菅井汲展」(2000年)、「横尾忠則 森羅万象」(2002年)、「再考:近代日本の絵画―美意識の形成と展開」(2004年)、「中村宏 図画事件1953-2007」(2007年)、「GENKYO横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は?」(2021年)など。 |
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