学内講座コード:2421T011
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主催:
東京都立大学オープンユニバーシティ [ 東京都立大学 その他 ]
講座名:
皇居東御苑、ぶらり果樹古品種園散策
申し込み締切:
2024年08月19日 (月) 23:30
開催日時:
2024年8月29日(木)/10:00~11:30
入学金:
3,000円
受講料:
3,000円
定員:
15名
講座回数:
1回
講座区分:
1回もの
その他:
補足:
-
【講座内容】
人類の生活を豊かにしてくれる農作物は、絶え間ない品種改良が続けられています。その成果として生み出された、より栽培しやすくより美味しく改良された新品種がもてはやされる一方で、古い品種の生産量は減り、次第に忘れられ、ついには私たちは食べるどころか見ることすらできなくなってしまいます。
皇居東御苑は、旧江戸城の本丸、二の丸、三の丸があったところに位置する皇居付属の庭園で、昭和43年(1968)に一般開放されました。北側の桔梗門から入ってすぐのところには、いまは天守台しか残されていませんが、かつて江戸城天守閣がそびえ立っていました。天守閣の目の前(南側)には、あの大奥、その先には中奥がありました。中奥のさらに南、かつて本丸の大広間があった場所にあるのが果樹古品種園です。
このエリアには、ナシ、モモ、カンキツ、カキ、リンゴの5品目(計22品種)、主に江戸時代、もっと古いものでは鎌倉時代に発見された品種が植えられています。
果樹古品種園は、上皇陛下が天皇陛下であられた平成20年(2008)に整備されました。江戸城の跡である皇居東御苑に江戸時代の果樹を植えれば、訪れる人々にとっても興味深いことではないかとの、陛下のお考えによってです。
江戸の人 味ひしならむ 果物の 苗木植ゑけり 江戸城跡に
これは、果樹古品種園に植樹なさった際に詠まれた上皇陛下の御歌です。
私たちが現在食べている品種の遠い祖先ともいえる品種たちを間近で観察しながら、当時から今日に至るこれらの果物の歴史について学びましょう。
【講座スケジュール】
第1回 2024年08月29日(木)
※雨天時予備日:9月3日(火)
※本講座は2023年度秋期講座「皇居東御苑、ぶらり果樹古品種園散策」(10/5開催)と同じ内容です。
※皇居東御苑を⾒学する講座です。歩きやすい服装、靴でご参加ください。
※集合場所等詳細については、受講のご案内に記載いたします。
※悪天候のため「雨天時予備日」に延期する場合、前日または当日朝に電話等にてご連絡します。
単位数:1単位
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 竹下大学 |
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肩書き | 品種ナビゲーター |
プロフィール | 技術士(農業部門)。 千葉大学園芸学部卒業後、キリンビールに入社。新規事業としてゼロから花の育種プログラムを立ち上げ、プロジェクト中止の決定を乗り越えて同社アグリバイオ事業随一の高収益ビジネスモデルを確立。2004年には、All-America Selectionsが北米の園芸産業発展に貢献した育種家に贈る「ブリーダーズカップ」の初代受賞者に、ただひとり選ばれた。 独立後は、農作物・食文化・イノベーション・人材育成・健康の切り口から、様々な情報発信やコンサルティング等を行っている。 |
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