学内講座コード:2421T013
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主催:
東京都立大学オープンユニバーシティ [ 東京都立大学 飯田橋キャンパス (東京都) ]
講座名:
江戸まちづくり物語②:文化編
申し込み締切:
2024年08月21日 (水) 23:30
開催日時:
2024年8月31日(土)~2024年9月14日(土)/15:00~16:30
入学金:
3,000円
受講料:
7,500円
定員:
20名
講座回数:
3回
講座区分:
数回もの
その他:
補足:
-
【講座内容】
この講座は、幕府開設から崩壊まで260余年間にわたる江戸「まちづくり」の歴史を、徳川家康、大岡越前ら携わった人々を中心に「物語」の形で、わかりやすく述べようというシリーズです。「まちづくり」の範囲は広いので、土木(道路、橋、上下水道)、建築(城郭、長屋、街並み)、造園などのハードウェアから、施策(政治、経済、防災、治安)、文化(暮らし、ファッション、観光、演芸、浮世絵)といったソフトウェアまで、多岐にわたってお話しする予定です。
既に春期で、徳川家康の入府・幕府開設から、秀忠・家光の代における江戸の完成、そして明暦の大火で町のほとんどが灰燼に帰すまでをハード中心に紹介しました。今回の夏期は、大火復興以降の江戸、つまり災害に見舞われながら不死鳥のようによみがえり、長い平和の下で豊かな庶民文化を育んでいくソフトを中心とした江戸のまちづくりを「文化編」としてお話したいと思います。
なお今回の第一回で春期のおさらいをしますので、夏期から初めての方が受講されても、何ら支障はありませんので、ご安心ください。
【講座スケジュール】
第1回 2024年08月31日(土) 「百万⼈市⺠が⾒た富⼠⼭⼤噴⽕」
江⼾は元禄の経済発展を迎えながら、富⼠⼭噴火をはじめ⾃然災害に⾒舞われます。度重なる将軍の死で抜本的復興策に着⼿できない中、関東郡代伊奈忠順が、果たして打った方策とは︖
第2回 2024年09月07日(土) 「都知事⼤岡越前」
幕府再建に乗り出した⼋代将軍徳川吉宗は、今でいう東京都知事にあたる町奉⾏に、大岡忠相を任命。「目安箱」で⺠の声を聴くとともに、犯罪、災害、医療、⾷糧危機などにあたらせます。
第3回 2024年09月14日(土) 「花開く江⼾文化︓⻤平と⾦さんの時代」
⻑くつづく平和の下で、江⼾は祭りや観光、レジャー、ファッション、演芸などを、武家から庶⺠たちまでが享受する⽂化の時代を迎えます。実在の⼈物で、⼩説やTVでお馴染みの⻑⾕川平蔵、遠⼭⾦四郎の活躍にも触れていく予定です。
単位数:1単位
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 東秀紀 |
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肩書き | 前東京都立大学 特任教授 |
プロフィール | 作家。日本文藝家協会会員。 早稲田大学理工学部建築学科卒業。ロンドン大学建築学部大学院修了。1994年『鹿鳴館の肖像』で歴史文学賞を受賞。『東京駅の建築家:辰野金吾伝』『ヒトラーの建築家』など江戸・東京の建築やまちづくりに関する著作を発表し、2001年日本建築学会文化賞。NHK-BS『英雄たちの選択』等に出演 |
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