学内講座コード:24210
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主催:
東京都立大学オープンユニバーシティ [ 東京都立大学 飯田橋キャンパス (東京都) ]
講座名:
租税法入門
申し込み締切:
2024年06月26日 (水) 23:30
開催日時:
2024年7月6日(土)~2024年7月13日(土)/15:30~17:00
入学金:
3,000円
受講料:
5,000円
定員:
15名
講座回数:
2回
講座区分:
数回もの
その他:
補足:
-
【講座内容】
1 「税とは何か」を沿革から学びましょう。
・わが国の租税は、律令制度における租・庸・調に始まり、近世まで、主に穀物(租=米)によって納税されていました。
・明治以降では、地租改正条例によって⼟地や家屋に対して課税されたり、所得税が導⼊されたり、さらには、戦費調達として、所得税の源泉徴収制度や法⼈税が創設されました。
・第二次世界大戦後においては、シャープ勧告により、所得税などの直接税と申告納税制度が創設され、現在では、消費税の創設(平成元年)によって、税の類型は、所得課税、消費課税及び資産課税等に分類されています。
2 「税についての基本的考え方」を学びましょう。
・世界に目を転じれば、イギリスのマグナカルタに始まり、アメリカのボストン茶会事件やフランス⾰命を経て、現在のような「租税法律主義」の考え⽅が定着しました。
・租税法律主義に加えて租税公平主義及び徴収確保主義が「租税の三大原則」とされていますが、租税法律主義とは、⾏政権による恣意的課税から国⺠を守るためにあり、そのうちの中⼼的考え⽅である「課税要件」とは何かを理解しましょう。
3 「税の種類とその性格」を学んでみましょう。
・所得課税、消費課税及び資産課税等に分類されるわが国の租税について、その代表的な所得税、消費税及び固定資産税の課税の仕組み(骨格)とその性格を学んでみましょう。
4 「税額の計算」をしてみましょう。
・税額計算の根拠となる「収⼊」と「必要経費」、「所得」の意味・内容を理解しましょう。
・税額計算の基礎となる「所得」(=収⼊-経費)は、足し算と引き算で計算されます。
「税額」は、主に掛け算による面積計算で求められます。
→ 税額計算は決して難しくありません。
【講座スケジュール】
第1回 2024年07月06日(土)
第2回 2024年07月13日(土)
単位数:1単位
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 川村栄一 |
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肩書き | 東京都⽴⼤学 非常勤講師(元 東京都立大学 法科大学院 教授) |
プロフィール | 租税法が専門で、本学の法科大学院の教授を務めたほか、退職後は令和4年9月30日まで法科大学院非常勤講師として租税法の関係科目を担当した。著書として、「地方税法概説」(単著・北樹出版)、「地方税」(単著・清文社)、「国際課税の疑問点」(共著・ぎょうせい)、「債権管理・回収の手引き」(共著・第一法規)など。 |
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