【オンライン】マンガ研究の世界

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• 講座詳細

  【講座内容】
  マンガ研究の世界を紹介し、解説する講座です。マンガ研究の名著の紹介や、記号論的な研究、社会論的な研究、マンガと映画の関係というアダプテーションの問題、フランス語圏を中心とする海外コミックの研究について解説いたします。日本のマンガ研究が中心となりますが、世界マンガという観点から海外コミックに関する研究も取り上げます。
  
  【講座スケジュール】
  第1回 2024年08月01日(木) マンガ記号論
  『マンガの読み方』（宝島社、1995年）などを参照しながら、マンガの吹き出しやオノマトペなどの記号的な側面にフォーカスした研究について紹介します。
  
  第2回 2024年08月08日(木) マンガ社会論
  杉本省吾、『岡崎京⼦論——少⼥マンガ・都市・メディア』（新曜社、2012年）などを参照しながら、1980年代の日本における消費社会と⼥性の問題について考察
  します。
  
  第3回 2024年08月22日(木) マンガとアダプテーション
  三輪健太朗、『マンガと映画——コマの時間の理論』（NTT出版、2014年）などを参照しながら、マンガというメディアの特異性、他ジャンルとのアダプテーションの問題を解説します。
  
  第4回 2024年08月29日(木) 海外マンガ研究
  小山昌宏・玉川博章・小池隆太編『マンガ探求13講』（水声社、2022年）に収録されたバンド・デシネ論などを紹介します。

• 備考

  単位数：1単位
  
  ※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
  お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
  
  

• 講師陣

  名前	古永真一
  肩書き	東京都立大学 人文社会学部 准教授
  プロフィール	著書に『BD――第九の芸術』(未知谷、二〇一〇年)、訳書にティエリ・グルンステン、『線が顔になるとき──バンドデシネとグラフィックアート』（人文書院、二〇〇八年）、パスカル・ラバテ、『イビクス──ネヴローゾフの数奇な運命』（国書刊行会、二〇一〇年）など。