『源氏物語』を読む～「源氏かるた」を手がかりに～

学内講座コード：12413A

文学日本史その他教養

講座詳細

日本女子大学所蔵の江戸初期書写「源氏物語かるた」を手がかりに『源氏物語』を読みます。各巻から一首が選ばれ読み札と取り札に書かれています。その歌を使いながら、該当巻の概要を捉えていきます。ここには順に『源氏物語』を読んでいく面白さがあります。今回は『源氏物語』第２部の苦悩の日々が記された巻々を読みます。そこには光源氏の悩む姿が書かれ、生き方が問われていると思います。作品の真髄に触れていきましょう。「源氏物語かるた」は、小さな「源氏絵」です。該当巻の源氏絵もご紹介します。

講師陣

名前	高野晴代　たかのはるよ
肩書き	日本女子大学名誉教授
プロフィール	一般社団法人日本女子大学教育文化振興桜楓会理事長。著書に『古今和歌集』（共著2021和歌文学大系明治書院）、『広岡浅子（草詠）』（監修2019翰林書房）、『源氏物語の和歌』（2011笠間書院）など。