入門・教育格差～データ分析からみた実態と課題

学内講座コード：12405A

その他教養経済・政治

講座詳細

「教育格差」が現代社会を理解するための重要なキーワードの一つとなっています。この講座では、義務教育段階で生じている教育格差について、その実態と課題について考察したいと思います。具体的には、早生まれの影響、学力格差、学習時間、少人数学級、学校選択、ICT の活用状況などを取り上げる予定です。教育格差の実態や、教育政策がその格差の是正にどのように寄与しているのかを、データ分析の結果を通じて明らかにしていきます。

講師陣

名前	山下絢
肩書き	日本女子大学人間社会学部教育学科准教授
プロフィール	東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。博士（文学）。専門：教育行政学、教育政策論。主著：『学校選択制の政策評価: 教育における選択と競争の魅惑』勁草書房（単著）、『現場で使える教育社会学:教職のための「教育格差」入門』ミネルヴァ書房（分担執筆）、『東大生、教育格差を学ぶ』光文社新書（分担執筆）など。受賞：日本教育行政学会賞、日本教育行政学会研究奨励賞、SPSS研究奨励賞応募論文優秀賞。