学内講座コード:310718
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
首都直下の地震をさぐる―地学環境、メカニズムから予測する
申し込み締切:
2024年05月13日 (月) 23:30
開催日時:
5月15日(水)〜 6月12日(水)/15:05~16:35
入学金:
-
受講料:
17,077円
定員:
24名
講座回数:
5回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 14,850円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・地震・津波を理解するための基礎を学ぶ。
・首都圏下での複雑なプレート沈み込みを理解する。
・首都圏で発生する被害地震の中期予測の現状について理解する。
【講義概要】
日本の1/3の人達が生活している首都圏は、太平洋プレートとフィリピン海プレートが沈み込んでいるという世界でも稀な地学環境にあり、様々な地震によるリスクを抱えています。いつ頃、どこで、どんな地震や津波に襲われる可能性があるのか、どんな被害が発生するのかを、今から理解しておくことは、首都圏で生活する上で当然必要な知識です。本講義では、首都直下で起こっている事を理解するために、複雑なプレートの沈み込み、陸のプレート内の構造や分布する活断層、首都直下地震やプレート境界地震の特徴とメカニズムについて分かり易く解説します。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 5/15(水) 関東でのプレートの沈み込みと地震活動
第2回 2024/ 5/22(水) 関東の地質構造とその形成史
第3回 2024/ 5/29(水) 相模トラフ沿いのプレート境界巨大地震
第4回 2024/ 6/ 5(水) 首都直下地震とは?
第5回 2024/ 6/12(水) 関東地域の地震リスク
【ご受講に際して】
◆参考図書『巨大地震はなぜ連鎖するのか — 活断層と日本列島』(佐藤比呂志著、NHK出版新書)は、講義内では参照しませんが、事前にご一読いただくとより理解が深まります。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 佐藤 比呂志 |
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肩書き | 東京大学名誉教授、元地震研究所教授 |
プロフィール | 1955年仙台生まれ。東北大学理学部卒業後、同大学院理学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(理学、東北大学)。2021年まで、東京大学地震研究所教授。専門分野は、構造地質学・アクティブテクトニクス。著者に『巨大地震はなぜ連鎖するのか ― 活断層と日本列島』(NHK出版)などがある。 |
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