学内講座コード:310223
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
日本史の恋愛―大河ドラマを楽しみながら
申し込み締切:
2024年04月14日 (日) 23:30
開催日時:
4月16日(火)〜 5月28日(火)/15:05~16:35
入学金:
-
受講料:
20,493円
定員:
80名
講座回数:
6回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 17,820円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【講義概要】
丸谷才一は日本文化の中心には和歌があり、和歌の粋は恋愛である、と指摘しました。たしかに秀歌の多くは恋愛をテーマにしています。中国の漢詩に恋愛はおろか、女性がほとんど出てこないことと好対照をなしています。日本古来のありようからすると、男女の交わりに厳しいのは江戸時代の武家社会と、その思想的影響を受けた戦前日本だけなのかな、その他では日本人は「大らかな恋愛」を楽しんでいるのでは、という疑問がわいてきます。たとえば偉大な民俗学者・宮本常一の『土佐源氏』は、その疑問に答える方向性を示唆してくれます。本講座では、思い込みを排して、恋愛について実際のところを見ていきながら、日本人の特質に迫っていきます。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 4/16(火) 日本人は本当に「大らかな恋愛」を享受していたのか
第2回 2024/ 4/23(火) 源氏物語の時代
第3回 2024/ 5/ 7(火) 中世の男と女
第4回 2024/ 5/14(火) 戦国武将の性愛
第5回 2024/ 5/21(火) 天下人と女性たち
第6回 2024/ 5/28(火) 近世以降、堅苦しくなった社会での女性たち
【ご受講に際して】
◆講師多忙により、休講が発生した場合の補講は、6月4日(火)、6月11日(火)、それ以外は、補講期間に行います。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 本郷 和人 |
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肩書き | 東京大学教授 |
プロフィール | 1960年東京都生まれ。東京大学文学部・同大学院で日本中世史を学ぶ。専攻は中世政治史と古文書学。東京大学史料編纂所の助手・助教授を経て、現在同教授。著書に『名将の言葉: 乱世を生き抜く101の奥義』(新潮文庫)、『天皇はなぜ万世一系なのか』『日本史のツボ』(文春新書)など多数。2012年のNHK大河ドラマ「平清盛」で時代考証を担当。 |
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