学内講座コード:310216
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
幕末日本の海軍建設―幕府海軍の興亡
申し込み締切:
2024年05月13日 (月) 23:30
開催日時:
5月15日(水)〜 6月12日(水)/10:40~12:10
入学金:
-
受講料:
17,077円
定員:
24名
講座回数:
5回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 14,850円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・幕府海軍を事例に近世から近代への連続性/断絶性を理解する。
・時間軸と空間軸を交差させ、立体的な歴史像を描く。
・個別の事象をより包括的な概念のなかで相対化して捉える。
【講義概要】
幕末を舞台にした小説、ドラマなどには江戸幕府の海軍(幕府海軍)や勝海舟、榎本武揚といったこれに連なる人々がよく登場しますが、軍事組織としての幕府海軍の活動実態は意外と知られていません。この講座では幕府海軍を事例に日本における近代海軍建設の過程を追いながら、江戸から明治への連続性と断続性、海軍力という包括的な軍事概念からみた幕末海軍の意義、19世紀後半の国際社会と幕末日本の関係などについてみていきます。歴史を単に昔の出来事としてのみ捉えるのではなく、今を生きる私達に示唆を与えるものとしてどう捉えるか、人生経験豊富な受講者の皆さんの御知見も伺いながら一緒に考える講座にしたいと考えています。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 5/15(水) 西洋の衝撃
第2回 2024/ 5/22(水) 海軍創設
第3回 2024/ 5/29(水) 動乱期の海軍
第4回 2024/ 6/ 5(水) 幕府海軍の終焉
第5回 2024/ 6/12(水) 江戸から明治へ
【ご受講に際して】
◆参考図書:金澤裕之著『幕府海軍』(中央公論新社)をお読み頂くとより理解が深まります。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 金澤 裕之 |
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肩書き | 防衛大学校准教授 |
プロフィール | 1977年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。防衛大学校総合安全保障研究科後期課程修了。博士(安全保障学)。2等海佐。防衛省防衛研究所戦史研究センター所員、防衛省海上幕僚監部基地対策班員などを経て現職。専門分野は明治維新史。日本の近代海軍建設過程を中心に研究している。著書に『幕府海軍の興亡』(慶應義塾大学出版会、2017年。第3回猪木正道賞受賞)、『幕府海軍』(中公新書、2023年)など。慶應義塾福澤研究センター客員所員。 |
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