学内講座コード:110190
この講座について質問する主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
中国文学ゼミナール 21世紀の中国映画から紐解く現代中国史
申し込み締切:
2024年05月09日 (木) 23:30
開催日時:
5月11日(土)〜 8月 3日(土)/15:05~16:35
入学金:
-
受講料:
54,648円
定員:
22名
講座回数:
12回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 47,520円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・21世紀の中国映画への理解を深める
・映画を通して現代中国史を紐解く
【講義概要】
中国映画は2019年には興行収入が約1兆日本円に達し、日本の4倍の市場規模に成長、翌年の国産映画製作数は740部に達しています。
本講座では今世紀、日本で劇場公開された映画11部を選び、現代中国史および中国人の歴史認識の変遷を学びます。
毎回前半部は講師による映画・現代史解説、後半部は“ゼミ生(すなわち受講者の皆さん)”の報告をめぐる討論を行います。
初回には中国映画史の概説後、映画11部のレポーターを決めます。二回目からは、担当レポーターは事前にテキストを参照しつつ400〜800字のレポートを作成して講師にメール送信し、これをめぐり講座後半部で討論します。なおレポーターを辞退することも可能です。
※春・夏学期を通して学びます。日程にご注意ください。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 5/11(土) 中国映画史の概説と各回レポーターの決定
第2回 2024/ 5/18(土) 陳凱歌監督『さらば、わが愛/覇王別姫4K』
第3回 2024/ 5/25(土) 婁燁監督『シャドウプレイ』
第4回 2024/ 6/ 1(土) 刁亦男監督『鵞鳥湖の夜』
第5回 2024/ 6/ 8(土) ジャ・ジャンクー(賈樟柯)監督『長江哀歌』
第6回 2024/ 6/15(土) ジャ・ジャンクー(賈樟柯)監督『江湖児女(帰れない二人)』
第7回 2024/ 6/22(土) 王小師監督『在りし日の歌』
第8回 2024/ 6/29(土) 張芸謀監督『英雄』
第9回 2024/ 7/13(土) 顧暁剛監督『春江水暖〜しゅんこうすいだん』
第10回 2024/ 7/20(土) 王兵監督『無言歌』
第11回 2024/ 7/27(土) 姜文監督『鬼が来た!』と蒋欽民監督『戦場に咲く花』
第12回 2024/ 8/ 3(土) 李睿珺監督『小さき麦の花』
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は、8月3日(土)13:10〜14:40を予定しております。
◆ゼミナール講座には、学びをより良いものにするための「グランドルール」があります。
相互に円滑に学びあうコミュニティづくりにご協力ください。
・議論の際には、他者の意見を否定するのではなく、建設的な意見を述べて議論を深めるようにする
・対等な立場で参加し、他者の意見や背景を理解する努力をする
・ゼミというコミュニティの中で、自分のできることを見出し、コミュニティへの貢献を意識して活動する
・ゼミに参加する全員で、ゼミ全体の「思考の質」、「成果の質」をあげることをめざす
【テキスト・参考図書】
テキスト
『21世紀の中国映画』(東方書店)(ISBN:978-4497224033)4月中旬に刊行予定です。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 藤井 省三 |
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肩書き | 東京大学名誉教授、名古屋外国語大学教授 |
プロフィール | 名古屋外国語大学図書館長、早稲田大学講師(2004―2022年度)、東大名誉教授。海外では南京大学海外人文資深教授等を務める。専門分野は現代中国大陸・香港・台湾・シンガポールの文学と映画。著書に『村上春樹と魯迅そして中国』(早稲田新書)、『魯迅と日本文学』(東大出版会)『中国映画 百年を描く、百年を読む』(岩波書店)などがある。 |
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