学内講座コード:24122103
この講座について質問する主催:
明治大学リバティアカデミー [ 明治大学リバティアカデミー オンライン講座 (オンライン) ]
講座名:
近世初頭におけるイソップ寓話の伝来と受容【オンライン】 『イソポのハブラス』と『伊曾保物語』の世界【オンライン/世界の文化・歴史/日本の文化・歴史/】
申し込み締切:
2024年05月06日 (月) 00:00
開催日時:
2024月5年14日(火)~2024月5年28日(火)/11:00~12:30
入学金:
-
受講料:
9,900円
定員:
90名
講座回数:
3回
講座区分:
数回もの
その他:
補足:
-
【講座趣旨】
講座趣旨
現代日本では主に童話として受け入れられているイソップ寓話は、16世紀末キリスト教の宣教師によって日本にもたらされ、邦訳された。日本語になった最初の西洋文学で、今に伝わるのは『イソポのハブラス』と『伊曽保物語』である。前者は天草本『伊曾保物語』とかローマ字本『伊曾保物語』とも呼ばれ、イエズス会が天草で西洋の活字を用いて印刷したものであり、後者はキリスト教とは関係なく少し遅れて国字の活字を用いてで印刷されたもので(のちに製版版も)、文学史では仮名草子として扱われる。両者はもちろん共通する部分も多いが、異なる部分も少なからずある。共通話も比べてみると微妙に違っていたりする。
本講座では、イソップ寓話と何かということとその日本への伝来というところからお話しし、『イソポのハブラス』と『伊曾保物語』について解説し、「アリとキリギリス」を題材にその世界を少し覗いてみたい。
【特記事項】
※本講座はリアルタイム配信型(見逃し配信付き)となります。
■申込締切日:4月30日(火)
■申込に際し、必ず申し込み方法 をご確認ください。
■受講に際し、必ず受講規約をご確認ください。
■オンライン講座受講に際し、必ずオンライン講座注意事項をご確認ください。
(見逃し配信視聴方法、Zoomご利用ガイドもこちらをご参照ください)
【講義概要】
第1回 5月14日(火) ソップ寓話とその日本への伝来
イソップ寓話について基本的なことを解説したあと、その日本への伝来の経緯についてお話しします。
第2回 5月21日(火) 『イソポのハブラス』と『伊曾保物語』
『イソポのハブラス』と『伊曾保物語』についての解説をします。
第3回 5月28日(火) 「アリとキリギリス」の変容
『イソポのハブラス』と『伊曾保物語』の「アリとキリギリス」を中心にその日本的変容についてお話します。
名前 | 渡浩一 |
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肩書き | 明治大学国際日本学部専任教授 |
プロフィール | 1978年 埼玉大学教養学部卒 1981年 東京都立大学大学院人文科学研究科史学専攻(日本史)修士課程修了 1985年 東洋大学大学院国文学研究科国文学専攻博士後期課程満期退学 1985年 明治大学法学部兼任講師 1990年 明治大学政経学部専任講師 1994年 同助教授 2001年 同教授 2008年 明治大学国際日本学部教授 2024年 明治大学退職 |
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