学内講座コード:24121316
この講座について質問する主催:
明治大学リバティアカデミー [ 明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス (東京都) ]
講座名:
野生の教養 Part2【ハイブリッド/対面】 明治大学大学院教養デザイン研究科講座【対面/日本の文化・歴史/政治経済・社会・情報/】
申し込み締切:
2024年06月21日 (金) 00:00
開催日時:
2024月6年29日(土)~2024月6年29日(土)/16:00~17:30
入学金:
-
受講料:
2,200円
定員:
30名
講座回数:
1回
講座区分:
1回もの
その他:
補足:
-
【講座趣旨】
現代社会では私たちは飼いならされた思考に慣れてしまっている。だからこそ、野生が見直されている。そもそも野生は、原始時代やアフリカのジャングルに特有なものではない。それは私たちの日常に潜んでいるのだ。思想家・中沢新一は、ポケモンなどのアニメのキャラクターやゲームなどに野生を認めている。慣れ親んだ日常を違った角度から眺めてみただけで、私たちは野生に出会う驚きを体験する。一方、教養は現代社会では失われつつある。戦前や戦後を支えた教養主義は時代遅れのものとなり、新しい教養が叫ばれているが、その内実は見えてはいない。たから、教養を一見すると無関係な「野生」と結びつけたら、今までにない教養のあり方が見えてくるのではないだろうか。前回、大好評だった「野生の教養」講義の続編。
【特記事項】
●ハイブリッド講座●
オンライン講座と対面講座を同時に実施する講義形式です。
<ハイブリッド/対面>
教室内で講師が行う対面講義をご受講いただきます。
<ハイブリッド/オンライン>
教室で行われる対面講義をリアルタイムのZoom配信にてご受講いただきます。
お申込みの際は「ハイブリッド/対面」もしくは「ハイブリッド/オンライン」いずれかのページをご確認の上、お手続きをお願いいたします。
※こちらはキャンパス(対面型)で受講希望の方専用の申込ページです。
Zoomによるリアルタイム配信型で受講を希望される方はこちらからお申し込みください。
■申込締切日:6月19日(水)
■申込に際し、必ず申し込み方法 をご確認ください。
■受講に際し、必ず受講規約をご確認ください。
■開講決定後、講座開講日7日前を目途に、受講のご案内を発送します。
※お住まいの地域により、お手元に届くまでお時間を要する場合がありますこと、予めご承知おきください。
※申込期日までに、申込手続(受講料の入金含む)が完了していない方には、受講のご案内を郵送いたしません。但し、申込期日が過ぎた後に申込手続が完了した方には、講座初回日にリバティアカデミー事務局の窓口にて、受講のご案内をお渡しします。なお、申込期日までに受講料のお支払いが完了しない場合は、講座の受講をお断りする場合があります。
【講義概要】
第1回 6月29日(土) 野生とは何か? 教養とは何か?
贈与、交換、供犠、宗教性などのテーマを通して、現代における野生と教養について考えます。モース、バタイユ、レヴィ=ストロースについても言及する予定。
名前 | 岩野卓司 |
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肩書き | 明治大学教養デザイン研究科・法学部教授 |
プロフィール | 東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。パリ第4大学大学院博士課程修了。パリの屋根裏部屋で孤独な思索を覚える。著書に、『ジョルジュ・バタイユ』、『贈与の哲学-ジャン=リュック・マリオンの思想』、『贈与論―資本主義を突き抜けるための哲学』、『贈与をめぐる冒険』、訳書に、ジャック・デリダ『そのたびごとにただ一つ、世界の終焉』、ジョルジュ・バタイユ『書簡集』などがある。2024年秋に『借りの思想(仮題)』(朝日選書)を出版予定。 |
名前 | 中沢新一 |
肩書き | 人類学者 |
プロフィール | 1950年山梨県生まれ。思想家・人類学者。東京大学大学院博士課程満期終了。インド・ネパールでチベット仏教を学ぶ。帰国後、人類の思考全域を視野に入れた新しい知のあり方を提唱。人類学のみならず、歴史、哲学、民俗学、経済学、自然科学の分野にまたがる広汎な研究に従事する。著書に『チベットのモーツァルト』『雪片曲線論』『森のバロック』『三万年の死の教え』『純粋な自然の贈与』『フィロソフィア・ヤポ二カ』『カイエ・ソバージュ全5巻』『精霊の王』『アースダイバー』『熊楠の星の時間』『レンマ学』など多数。2024年春に『精神の考古学』(新潮社)、『構造の奥—レヴィ=ストロース論』(講談社選書メチエ)が刊行される。 |
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