旅する世界遺産【ハイブリッド／オンライン】 “長い16世紀”を旅する【オンライン/世界の文化・歴史/】

【講座趣旨】
“長い16世紀”は、経済史で使われることが多い用語です。15世紀中盤から、17世紀前半までの約200年間を指し、具体的には資本主義経済が始動していく転換期を表します。歴史的に見ても大きな転換期である事に変わりありません。2024年度春期の「旅する世界遺産」は、1453年の“コンスタンティノポリス陥落”によるイスラム勢力の拡大に始まり、ルネサンス、宗教改革が勃発する中、大航海時代を迎え豊かさを増していく近世のヨーロッパに焦点を充てます。今回旅をする世界遺産は、ヨーロッパだけでなく、南北のアメリカ大陸も含まれます。世界的に見ても価値観の転換期に当る“長い16世紀”ですが、世界遺産を通して俯瞰する事は、21世紀の“パラダイム・シフト”期である現代を考える事につながります。

【特記事項】
●ハイブリッド講座●
オンライン講座と対面講座を同時に実施する講義形式です。
<ハイブリッド/対面>
教室内で講師が行う対面講義をご受講いただきます。
<ハイブリッド/オンライン>
教室で行われる対面講義をリアルタイムのZoom配信にてご受講いただきます。

お申込みの際は「ハイブリッド/対面」もしくは「ハイブリッド/オンライン」いずれかのページをご確認の上、お手続きをお願いいたします。

※こちらはリアルタイム配信型（見逃し配信付き）で受講希望の方専用の申込ページです。
キャンパス(対面型)で受講を希望される方はこちらからお申し込みください。

■申込締切日：4月30日（火）

■申込に際し、必ず申し込み方法 をご確認ください。

■受講に際し、必ず受講規約をご確認ください。

■オンライン講座受講に際し、必ずオンライン講座注意事項をご確認ください。
（見逃し配信視聴方法、Zoomご利用ガイドもこちらをご参照ください）

【講義概要】
第1回 5月10日（金） オスマン帝国と イタリアの都市国家
「大航海時代前夜」とも言える時代を世界遺産で巡ります。

第2回 5月17日（金） ルネサンスと 宗教改革
フィレンツェに始まる、とされる「ルネサンス」と神聖ローマ帝国を揺るがした「宗教改革」を世界遺産で考えます。

第3回 5月24日（金） インカ帝国と マヤ文明
北中南米の古代文明を世界遺産で巡ります。

第4回 5月31日（金） 大航海時代と キリスト教
日本にも及んだキリスト教(カトリック)の布教活動の実態を世界遺産で確認します。

第5回 6月7日（金） 神聖ローマ帝国と プロテスタント
ヨーロッパの名家“ハプスブルグ家”衰退にもつながったプロテスタント勢力の世界遺産にも焦点を充てます。

第6回 6月14日（金） もう一つの 宗教改革
英国のデューダ朝、ヘンリー8世は、
カトリックと袂を分かち「英国国教会」を立ち上げました。