学内講座コード:24122207
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主催:
明治大学リバティアカデミー [ 明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス (東京都) ]
講座名:
近代アジアのゆりかご、神田駿河台・神保町、そして明治大学【対面】 明大アジア史講座【対面/世界の文化・歴史/日本の文化・歴史】
申し込み締切:
2024年04月11日 (木) 00:00
開催日時:
2024月4年19日(金)~2024月5年31日(金)/15:00~16:30
入学金:
-
受講料:
19,800円
定員:
30名
講座回数:
6回
講座区分:
前期
その他:
補足:
-
【講座趣旨】
近代アジアにとって、東京神田駿河台~神保町一帯は、「揺籃(ゆりかご)」の地でした。
この一帯には、明治時代から法律系を中心とする私立大学が林立し、また書店・古書店街、出版社なども集中しており、この地に祖国の国家建設や植民地からの解放、官僚・法曹・学者としての立身出世を志す若者が集まったのです。
明治大学はこうした私立大学の代表的存在であり、その卒業生は、帰国後、それぞれ法曹界を中心に各分野で活躍することになります。
本講座では、明治大学をはじめとする神田一帯の大学に学んだアジア留学生たちが、この「ゆりかご」に何を期待し、何に葛藤し、何を得て帰ったのか、帰国後に何をもたらしたのかを見ていきたいと思います。
最終回は、内容の総括を兼ねて、神田一帯のアジア留学生ゆかりの建物や跡地を見て回る予定です。
【紹介動画】
https://meiji-univ.ap.panopto.com/Panopto/Pages/Viewer.aspx?id=ba1c0c86-6c7a-4fe9-a6c3-b119005cfd87
※本動画は、担当講師が講座の魅力やねらいなどを数分でまとめたものです。お申込みの参考にしてください。
(ストリーミング動画です。通信費は視聴者負担となります。)
【特記事項】
※本講座は対面型となります。
■申込締切日:4月9日(火)
■申込に際し、必ず申し込み方法 をご確認ください。
■受講に際し、必ず受講規約をご確認ください。
■開講決定後、講座開講日7日前を目途に、受講のご案内を発送します。
※お住まいの地域により、お手元に届くまでお時間を要する場合がありますこと、予めご承知おきください。
※申込期日までに、申込手続(受講料の入金含む)が完了していない方には、受講のご案内を郵送いたしません。但し、申込期日が過ぎた後に申込手続が完了した方には、講座初回日にリバティアカデミー事務局の窓口にて、受講のご案内をお渡しします。なお、申込期日までに受講料のお支払いが完了しない場合は、講座の受講をお断りする場合があります。
※本講座はフィールドワーク実施回がございます。
■フィールドワークに関する詳細は、講義の際にご案内します(別途書類をご提出いただきます)。
【講義概要】
第1回 4月19日(金) 近代アジアの日本留学と東京神田
19世紀末から日本の敗戦まで、なぜアジア各地から留学生が日本に来たのか、彼らは近代アジアに何をもたらしたのか、東京神田一帯はどう関わっていたのかを概観します。
第2回 4月26日(金) 辛亥革命と清国人の日本留学生
1905年日本での孫文の中国同盟会結成前後の清国人留学生との関わりについて話します。汪精衛(兆銘)と宋教仁の比較もおこないます。
第3回 5月10日(金) 台湾と朝鮮からの留学生
台湾・朝鮮から多くの留学生が、法律を学ぶため、明治大学にやって来ました。台湾では葉清耀・鄭松筠、朝鮮では趙素昂・金炳魯の事績を追ってみようと思います。
第4回 5月17日(金) 南京政権の成立と日本留学生
南京汪精衛政権の成立に日本留学生がどのように関わったか。高宗武と周仏海について話をします
第5回 5月24日(金) 近代アジア留学生と神田駿河台・神保町
近代アジア留学生はなぜ神田駿河台、神保町に集まったのか、街の成り立ちから、留学生との関わり、独自の“チャイナタウン”形成までを見ていきます。
第6回 5月31日(金) フィールドワーク:神田駿河台・神保町にアジア留学生の足跡をたどる
アジア留学生にゆかりのある湯島聖堂、清国留学生会館跡地、韓国YMCA、東方学会(旧・日華学会)、東亜高等予備学校跡地、漢陽楼等を巡ります。
名前 | 高田幸男 |
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肩書き | 明治大学文学部教授 |
プロフィール | 1961年東京生まれ。1983年明治大学文学部卒、1993年同大学院博士後期課程退学。1987年~1989年中国南京大学に留学。専門は中国近現代史、中国江南地域社会史、中国近代教育史。 |
名前 | 土屋光芳 |
肩書き | 明治大学名誉教授 |
プロフィール | 私は政治経済学部では政治学理論の一つ、政治過程論を担当していました。しかし、それだけでは政治の生の姿がわかりません。そこで大学院生時代に研究対象に選んだのが中国政治でしたが、汪精衛について研究することになったのは、偶然の新資料発見でした。詳しくは、教材のコラムをお読みください。 |
名前 | 村上一博 |
肩書き | 明治大学法学部専任教授 |
プロフィール | 1956年京都市生まれ。同志社大学法学部卒、神戸大学大学院法学研究科単位取得。博士(法学・神戸大学)。明治大学専任講師、同助教授を経て、2002年同教授。明治大学大学院法学研究科長・法学部長・博物館長など歴任。現在、明治大学図書館長・大学史資料センター※所長。2024年前期連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」の法律考証を担当。 ※明治大学史資料センター https://www.meiji.ac.jp/history/ センターが開催したシンポジウム動画を、明治大学公式YouTubeチャンネルにて公開しています。 よろしければ、ご覧ください。 https://www.meiji.ac.jp/history/mkmht000000uhosh.html |
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