学内講座コード:A01
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主催:
文京学院大学 生涯学習センター [ 文京学院大学 本郷キャンパス (東京都) ]
講座名:
【座学】第43回 国際理解土曜セミナー「日本は何をすべきか」―国際社会における日本の役割と貢献―
申し込み締切:
2024年05月17日 (金) 17:00
開催日時:
2024年6月1・15・22日、7月6日(土)/10:30~12:00
入学金:
-
受講料:
1,000円
定員:
100名
講座回数:
4回
講座区分:
数回もの
その他:
補足:
-
★満席につき受付を締め切らせていただきました。
★本講座は座学講座となります。
昨今の激変する国際社会の中で、私たちはどのように考え、行動すべきか。世界の動きを広い視野から捉え、多様な考えに触れて初めて、日本のとるべき方向を読み解くことが出来ます。本講座では、大使経験者や国際問題研究者らを講師にむかえ、「世界の今、日本の役割と貢献」をリアルタイムで考えます。
●第1回(6月1日、講師:佐野 利男)「ウクライナ戦争とエネルギー―浮びあがって来た問題点と対策」
ウクライナ戦争に反発した西側諸国が取った制裁措置及びロシアの対抗措置が、国際エネルギー情勢に与えた影響、その結果浮びあがって来た問題を指摘し今後の対策を考える。
○ウクライナ戦争前の国際エネルギー情勢 ○欧米諸国の制裁措置とロシアの対抗措置
○国際エネルギー情勢への影響 ○浮びあがって来た問題点 ○今後の対策
●第2回(6月15日、講師:石井 正文)「世界はどうなる?日本はどうする?―今後20年程度先の世界の趨勢を見通し、今から何をすべきかを考える」
今から10年後、20年後の米中印関係や東南アジアの動向等、日本に影響する世界情勢の大きな趨勢を予測し、それに対応するために、日本として、今から何をすべきかを提案する。
○米中印大国関係の動向 ○東南アジア各国の動向
○日本の安全保障 ○グローバルサウスとの付き合い方
●第3回(6月22日、講師:新井 保裕)「国際理解と言語学―社会言語学と日韓対照の視点」
言語学とは、「ことば」を探究する、人文学の一分野である。国際理解は社会科学と結びつくことが多いが、「ことば」の研究は国際理解に貢献できるのだろうか。本講座では講師の専門からその接点を探る。
○日本語と韓国語をなぜ比較するのか ○身近なコミュニケーションを探究することとは ○複言語・複文化主義とは何か
●第4回(7月6日、講師:小泉 悠)「ロシアの未来を考える―プーチン独裁の行方」
この講義の時点で、ロシアではプーチン政権が5期目に入っているはずです。憲法上は6期目も可能なため、プーチンの独裁は2030年代半ばまで続く可能性があります。ロシアはこれからどうなっていってしまうのでしょうか。そのようなロシアとどう付き合えばいいのでしょうか。これらをテーマに考えていく講義にします。
○ウクライナ戦争 ○プーチンによる独裁の強まり ○北方領土問題と日露関係
名前 | 佐野 利男 |
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肩書き | 前内閣府原子力委員 |
プロフィール | 1977年 外務省入省(米国留学)、2006年 大臣官房総括審議官、2008年 軍縮・不拡散科学部長、2010年 駐デンマーク王国特命全権大使、2013年 軍縮会議日本政府代表部大使、2017年 内閣府原子力委員。 |
名前 | 石井 正文 |
肩書き | 学習院大学特別客員教授 |
プロフィール | 1980年外務省入省。在外では、米国、英国、ベルギー(大使)、インドネシアを、国内では、地球規模問題審議官、国際法局長他を歴任。2021年1月に外務省を退職し、現在、学習院大学特別客員教授ほかを務める。 |
名前 | 新井 保裕 |
肩書き | 文京学院大学外国語学部准教授 |
プロフィール | 東京大学大学院総合文化研究科修了。博士(学術)。東京大学助教、東洋大学助教を経て2020年度より現職。放送大学客員准教授。社会言語科学会理事。 |
名前 | 小泉 悠 |
肩書き | 東京大学先端科学技術研究センター准教授 |
プロフィール | 1982年千葉県生まれ。早稲田大学大学院卒業後、民間企業勤務を経て幾つかの調査・研究職を兼任。2019年に東大先端研特任助教となったあと、2023年から現職。 |
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