学内講座コード:212
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主催:
東洋英和女学院大学 生涯学習センター [ 東洋英和女学院大学 生涯学習センター 六本木キャンパス (東京都) ] [ 東洋英和女学院大学 生涯学習センター オンラインキャンパス (オンライン) ]
講座名:
市民のための患者学 [ハイブリッド対応]
申し込み締切:
開催日時:
2024年04月23日~2024年07月2日(火曜日開催)詳細はパンフレットをご覧ください。/14:50~16:20
入学金:
-
受講料:
25,000円
定員:
20名
講座回数:
10回
講座区分:
前期
その他:
補足:
-
「患者中心の医療」ということが強調され、求められています。本講座では、患者となる市民の視点から医療を見直し、今後の医療のあり方を考えていきます。病院に行きますと、「患者の権利」についての具体的な内容を示した掲示や、新薬の研究への参加を呼びかける「治験」についてのポスターなどが目につくようになりました。しかし、それらが目指している「患者中心の医療」が実現しているでしょうか。皆さんの中には、医療に関わった経験から、さまざまな疑問や不満も持たれている方もいるのではないでしょうか。本講座では、米国において生まれ、「患者中心の医療」や「患者の権利」を主導し、世界的に展開されてきた「バイオエシックス(生命倫理学)」の基礎を学びながら、あなた自身が主人公になる医療を作っていこうと思います。現在の医療における問題、特に医療との関わりの中でいかに自分らしく生き、そして死んでいくことを望むのかを具体的な事例を用いて考えていきます。次のようなテーマを考えています。
①「患者中心の医療」とは何か ─バイオエシックス(生命倫理学)を学ぶということ─ ②よい病院の選び方 ③医師とのつきあい方 ─患者・医師関係をめぐって─ ④治療内容の確認 ─処方箋の見方 ⑤薬の説明の受け方 ⑥インフォームド・コンセントのとらえ方 ─「オープン・ダイアローグ」の視点から─ ⑦死を受け容れる患者学になるということ ─「アドバンス・ケア・プランニング」をめぐって─ ⑧死んだ後の「自分」のためにすること、など。
適時、テーマに関連した専門職(医師、看護師、薬剤師、社会福祉士等)をゲストスピーカーとしてお呼びしてお話を伺い、討論します。
講座内容:学期完結
その他詳細は講座案内パンフレットをご覧ください。ホームページに電子パンフレットも掲載しております。
名前 | 大林 雅之 |
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肩書き | 本学名誉教授 |
プロフィール | 上智大学大学院理工学研究科生物科学専攻(生命科学基礎論部門)博士後期課程単位取得満期退学。ジョージタウン大学ケネディ倫理研究所客員研究員、山口大学医学部教授、川崎医療福祉大学教授、京都工芸繊維大学大学院教授などを経て現職。元日本生命倫理学会会長(代表理事)。主要著書は、『小さな死生学入門─小さな死・性・ユマニチュード─』(東信堂、2018年)、『生命の問い─生命倫理学と死生学の間で─』(東信堂、2017年)、『生命の淵─バイオエシックスの歴史・哲学・課題』(東信堂2005年)、『ケースで学ぶ医療福祉の倫理』(共編著、医学書院、2008年)。 |
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