学内講座コード:2411Z010
この講座について質問する主催:
東京都立大学オープンユニバーシティ [ 東京都立大学 オンライン講座 (オンライン) ]
講座名:
【オンライン】対人不安を考えるー森田療法を活かしてー
申し込み締切:
2024年05月12日 (日) 23:30
開催日時:
5月22日(水)/18:30〜20:00
入学金:
-
受講料:
1,000円
定員:
30名
講座回数:
1回
講座区分:
1回もの
その他:
補足:
-
【講座内容】
プレミアム講座は東京都立大学教員の専門的かつユニークな研究の内容を紹介する講座です。興味のある方々に受講していただけるよう特別価格で提供しており、入会金も不要(一般の方)です。高校生は無料で受講できます。尚、当講座に関しては事前のキャンセルの場合でも受講料は返却いたしませんのでご了承願います。こころの健康を考える不安との付き合い方を考える今、多くの人が心休まらない「不安」を常に持ち続けながら生活しています。対人関係をはじめ社会生活の中においても漠然と「不安」を感じる方が多くなっています。混沌とした時代に生きる私たちは、「こころ」の健康をどのように保っていけば良いのでしょうか。昨年春期に実施した、当オープンユニバーシティのオンラインスペシャル「いま、こころの問題を考える」は多くの皆様に受講していただき、「こころ」の問題(健康)に関する関心の高さが伺えました。今回のプレミアム講座では、オンラインスペシャルでも登壇された本学健康福祉学部 教授で精神科医の塩路理恵子先生に、講師を務めていただきます。
●講座概要
漠然とした不安を持ちやすい現代の社会では、「自分はどう思われているのだろう?」などの、人と関わる上での不安(対人不安)を感じることも多いでしょう。そうしたとき多くの人が「こんなネガティブな自分はダメ」と考えてしまうのではないでしょうか。そして「不安はなくさなければならない、原因を突き止めて、コントロールしなければならない」と考えがちです。けれどもそれでますます身動きが取れなくなり息苦しさを感じてしまいます。そこで違う発想のヒントになるのが日本で生まれた精神療法である森田療法の考え方です。この講義では対人不安を始めとした不安との付き合い方を森田療法を通して考えます。当日は以下のような内容で講義をしたいと思います。
・対人不安(人と関わる中での不安)とは?
・社交不安症、対人恐怖(症)とはどのようなものか。
・森田療法の基本的な考え方・私たちの日常の不安に森田療法を活かす。
・森田療法と認知行動療法の似ている点・異なる点
講座では現在進めている入院森田療法の「日記」の研究についても紹介します。高校生の皆さんには数量的な研究ではない「質的研究」について知る機会にもなるかと思います。
【講座スケジュール】
第1回 05-22 18:30~20:00
※アーカイブ配信(録画:7日間限定)も視聴できます。
※高校生は専用ページからお申し込みください。
単位数:0単位
※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 塩路理恵子 |
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肩書き | 東京都立大学 健康福祉学部 教授、博士(医学)・精神科医 |
プロフィール | 博士(医学)。 国立浜松医科大学医学部医学科卒業。2009年東京慈恵会医科大学 精神医学講座 講師。2016年東京慈恵会医科大学 精神医学講座 准教授。2018年東京都立大学(旧・首都大学東京)健康福祉学部 作業療法学科 教授。 東京慈恵会医科大学付属第三病院・森田療法センター非常勤医長。 専門・研究分野は精神医学(臨床精神医学・精神療法・精神病理学・森田療法)。 関連著作は多数。2023年7月出版『こころの科学』では「森田療法のエッセンス—プロセスの中でこころが動く時」を執筆。 |
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