学内講座コード:2411T010
この講座について質問する主催:
東京都立大学オープンユニバーシティ [ 東京都立大学 飯田橋キャンパス (東京都) ]
講座名:
屋敷図を読む
申し込み締切:
2024年05月08日 (水) 23:30
開催日時:
5月18日(土)~6月15日(土)/10:30〜12:00
入学金:
3,000円
受講料:
10,100円
定員:
15名
講座回数:
4回
講座区分:
前期
その他:
補足:
-
【講座内容】
江戸時代には数多くの屋敷図が作成されました。屋敷図の研究は建築史学、歴史学双方の視点で行われています。私は江戸東京たてもの園に勤務していた時に「武家屋敷の表と奥」という展覧会を開催し、「武家屋敷の構造」という講演会を催したことで、屋敷図に興味を持つようになりました。また、大奥を研究する上でも図面や絵図は欠かせないもので、表と奥の境はどこかなど、役割を考える上で重要な史料です。住む人により構造が変わるのも、屋敷図の特徴の一つで、歴史的背景を探ることができます。
【参考書籍】
『武家屋敷の表と奥』(江戸東京たてもの園)
『畑尚子:江戸城二丸御殿』(江戸東京博物館 紀要5号)
【講座スケジュール】
第1回 05-18 10:30~12:00
第2回 05-25 10:30~12:00
第3回 06-01 10:30~12:00
第4回 06-15 10:30~12:00
単位数:1単位
※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 畑尚子 |
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肩書き | 國學院大學 非常勤講師、青山学院大学 非常勤講師 |
プロフィール | 博士(歴史学)。元江戸東京博物館学芸員。専攻は日本近世史。 特に江戸時代の大奥や奥女中の研究で著名。NHK歴史ヒストリアなどにもコメンテーターとして出演。幕末に大奥で活躍した徳川13代将軍家定の正室天璋院篤姫と薩摩藩との関係などを描いた『幕末の大奥—天璋院と薩摩藩(岩波新書)』、『島津家の内願と大奥:「風のしるへ」翻刻(同成社)』、『徳川政権下の大奥と奥女中(岩波書店)』、『大奥御用商人とその一族(岩波書店)』など著作多数。 |
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