学内講座コード:2411K001
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主催:
東京都立大学オープンユニバーシティ [ 東京都立大学 飯田橋キャンパス (東京都) ]
講座名:
芭蕉と『おくのほそ道』の旅 旅の友『延喜式神名帳抄録』から選び参詣した神社
申し込み締切:
2024年04月01日 (月) 23:30
開催日時:
4月11日(木)~6月27日(木)/13:00〜14:30
入学金:
3,000円
受講料:
15,100円
定員:
15名
講座回数:
6回
講座区分:
前期
その他:
補足:
-
【講座内容】
芭蕉は俳諧一筋の道を生き、渾身の力を注いで完成した作品が『おくのほそ道』です。山崩れ川流れて道あらたまり、時移り代変じその跡は定かでなくなっている世を冷静に見つめます。ここでは神社を素材した章に焦点をあてました。神社を参詣しなぜ神として祀られるのか、関連した武将の悲運に同情を寄せ高徳の救世主に敬虔の心を寄せます。神社を素材とするうえで『延喜式神名帳抄録』は大きな役割を果たしました。その厳選された神社の所以と深い歴史に包まれた真実に迫ります。例えば八島における源平合戦の扇の的では、那須与一の霊妙な八幡大菩薩への祈願から永い時を経て神前に額ずく芭蕉の姿がありました。そこで各章の主人公の神社への感応と芭蕉との係わりを考えます。また一人徒歩で辿った実地踏査から語ります。
【講座スケジュール】
第1回 04-11 13:00~14:30
第2回 04-25 13:00~14:30
第3回 05-09 13:00~14:30
第4回 05-23 13:00~14:30
第5回 06-13 13:00~14:30
第6回 06-27 13:00~14:30
※6回の講義を通して本テーマを解説する講座です。それぞれの回ごとに必ずしも完結しないことがあります。
※本講座は、講師が過去に実施した同名講座とほぼ同じ内容です。
単位数:1単位
※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 杉田美登 |
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肩書き | 東京都立産業技術高等専門学校 名誉教授 |
プロフィール | 小学生の時に近世文書に関心を持つ。 大学、および大学院前期後期中に多くの教授に感銘を受ける。書家の青山杉雨に4年間師事。萩原恭男に大学院時代より指導を受け今日に至る。研究テーマ「連歌俳諧の研究」は萩原の師中村俊定より提示されたもの。大学院で指導教授飯田正一の指導を仰ぐ。 平成元年より22年まで新潟県上越市史をはじめ、町村史の編さんの文化面に参加して学んだ地誌・政治・経済・文化などは連句の解釈に役立てている。『妙高山雲上寺、法蔵院日記』全3巻(1,886頁・1712年から1867年まで)の翻刻に参加し、繰り返した読み合わせで、諸分野の研究の知識に甘受する。 萩原恭男の供をして、昭和47年より平成15年まで、『おくのほそ道』『更科紀行』『鹿島紀行』『笈の小文』『嵯峨日記』の実地踏査に同行し、平成5年から1人徒歩による『おくのほそ道』『鹿島紀行』実地踏査を継続。 芭蕉の足跡踏査を維持と健康維持のため週2〜3回10キロ程度のジョギングを継続。 |
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