学内講座コード:999
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主催:
大東文化大学地域連携センター [ 大東文化大学 大東文化会館 (東京都) ]
講座名:
東洋を知ろう!
申し込み締切:
2024年07月05日 (金) 23:30
開催日時:
土曜日
7月20日、27日
8月3日
10:30~12:00
入学金:
-
受講料:
0円
定員:
30名
講座回数:
3回
講座区分:
数回もの
その他:
補足:
-
―テキストを補うもの―
アジアを中心とした諸地域を研究対象とする大東文化大学東洋研究所では、中国語やアラビア語などの諸言語で著されたテキスト(書籍や文書)の読解を通じて、前近代の思想や哲学、あるいは近現代の政治や経済、さらには歴史や国際交流といった、じつにさまざまな分野について、特色ある研究にとりくんでいます。本講座では高校生・大学生以上の方を対象に、研究所の研究員が講師となり研究成果の一端を解説いたします。
今回のテーマはテキストをめぐる変化です。テキストは「経典」や「聖典」とされた時点である程度形が定まります。しかし時代や社会が変化し、テキストに求められる役割が変わっていくと、そのままでは新たな需要に対応できなくなります。その際、人々がテキストの不足をどのように補完・補足し、新たな思想や教義の根拠としたのかについて、儒教やイスラム教の事例を紹介いたします。
主催:大東文化大学東洋研究所
第1回 孔子が語ったことにされた「性」の話 【講師:田中 良明】
孔子は人間の本質である「性」について、あまり言及していません。その後、孟子の性善説や荀子の性悪説の影響を受けて、漢代以降には「性」の議論が活発化していきます。そこで新たに生み出された性説は、『論語』の載る孔子の発言を根拠としました。本講では、中国における性説の展開とともに、その過程に見られる『論語』解釈の変遷を確認することで、限定された経典の記述内容が補足され、新たな思想の根拠となっていく様子を確認します。
【※定員に達したため受付を終了しました】第2回 占いの書から哲学の書へ―『易』の経典化とその後 【講師:髙橋 あやの】
『易』は占いの書であり、儒教の経典でもあります。六十四の卦(記号)があり、それぞれに占辞がありますが、これらがいつごろ、どのような段階を経て成立したのか、はっきりしたことはわかっていません。また成立後も、テキストの解釈をめぐって様々な説が生まれました。本講座では『易』が中国古代の人々にとってどのような存在だったのかについて、出土文献や代表的な易説を取り上げながら紹介します。
第3回 預言者ムハンマドの言行録 【講師:栗山 保之】
アッラーの啓示はムハンマドを通じてのみくだされ、ムハンマド亡き後、それはもはやくだることはありませんでした。残された人びとは、すでにくだされた啓示を集成してコーランを編纂しました。しかしその後、このコーランを補完する必要を感じるようになった人びとは、コーランにつぐテキストを求めました。こうして誕生したテキストが、ハディース、すなわち預言者ムハンマドの言行録です。本講座では、このハディースがうまれた背景とその作成過程、さらにはその内容や利用などについて紹介したいと思います。
会場:大東文化会館 3階 K-302研修室
交通:東武東上線「東武練馬駅」下車徒歩3分
受講料:無料
定員:30名(先着順)
受付期間:6月24日(月)~7月5日(金) ※第2回につきましては、定員に達したため受付を終了しました。
※定員になり次第締め切りといたします。
※上記期間以前の受付はいたしません。
※受付が完了しましたら、メールにてご連絡を差し上げます。
※お申し込み日から3日以内に完了のメールが届かない場合は、お手数ですが、メールもしくはお電話にてご連絡をお願いします。
申込方法:インターネットメールのみにて受付
※以下の項目を明示の上、お申込みください。
1. 受講希望回、日程(複数の申込みが可能です)
2.郵便番号 3.住所 4.電話番号
5.氏名(フリガナ) 6.年齢
申込先:tokenji@ic.daito.ac.jp
注意事項:
●受付は先着順とさせていただきます。定員を超過した場合は、やむを得ずお断りのご連絡を差し上げることになります。あらかじめご了承ください。
●駐車・駐輪はできません。お車、バイク、自転車でのご来場はご遠慮ください。
【問合せ先】大東文化大学 東洋研究所
TEL: 03-5399-7351 FAX:03-5399-8756
E-mail:tokenji@ic.daito.ac.jp
名前 | 田中 良明 |
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肩書き | 東洋研究所 専任研究員 准教授 |
プロフィール | |
名前 | 髙橋 あやの |
肩書き | 東洋研究所 専任研究員 准教授 |
プロフィール | |
名前 | 栗山 保之 |
肩書き | 東洋研究所 専任研究員 教授 |
プロフィール |
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