学内講座コード:
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主催:
獨協大学 [ 獨協大学 (埼玉県) ]
講座名:
世界農業遺産「武蔵野の落ち葉堆肥農法」を考える
申し込み締切:
2024年03月18日 (月) 23:30
開催日時:
3月23日(土)/12:30~16:50
入学金:
-
受講料:
0円
定員:
講座回数:
1回
講座区分:
1回もの
その他:
事前申込制
補足:
-
原村政樹監督によるドキュメンタリー映画「武蔵野」を観て、武蔵野の落ち葉堆肥農法の重要性について学び、行動するきっかけにしたいと思います。2023年7月、埼玉県武蔵野地域の農村が「世界農業遺産」に認定され、堆肥による「土づくり」が360年間も継続していることへの国際的な評価を得ました。
武蔵野では冬になると家族総出で平地林に入り、落ち葉を熊手でかき集め、1、2年もの時をかけて堆肥を完成させます。そして、多くの農家が落ち葉堆肥を用いてサツマイモや野菜を露地で生産し続けています。まさに「大都市東京近郊の奇跡」といっても過言ではありません。
今日、堆厩肥の使用が減少し化学肥料などに頼り、農と食と人の健康に負の連鎖が生じています。世界各地では砂漠化や耕地の土壌侵食・劣化などが進んでいます。そうした中、落ち葉堆肥農法による土づくりは、土壌生態学など新たな視点から再評価され、ローカルな農法どころか、ユニバーサルな農法として注目されています。武蔵野の落ち葉堆肥農法がどのようにして現代まで継承され、これからも守られなければならないのか、考えてみたいと思います。
名前 | 犬井 正 |
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肩書き | 獨協大学名誉教授/前学長 |
プロフィール |
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