学内講座コード:24A1600028
この講座について質問する※現在、この講座の申し込みは
行っていません。
主催:
神奈川大学 [ 神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス) (神奈川県) ]
講座名:
スペインの歴史【対面講座】 その起こりから黄金世紀まで
申し込み締切:
2024年04月02日 (火) 23:30
開催日時:
4月16日(火)、 4月23日(火)、 5月 7日(火)、 5月14日(火)、 5月21日(火)/15:30~17:00
入学金:
-
受講料:
15,000円
定員:
18名
講座回数:
5回
講座区分:
前期
その他:
13500(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足:
-
【講座内容】
アフリカとヨーロッパの、大西洋と地中海の四辻に位置するスペインには、古代以来さまざまな民族・文化が到来した。こうして成立した多言語・多文化社会は中世を通じて国家としての纏まりをもつにいたるが、深刻な軋轢や葛藤を伴った。スペイン帝国の統治構造もまた、こうした状況を反映して複合君主政体という特徴を帯びていた。本講義は、五回にわけてその起こりから黄金世紀までの政治・社会・文化を概観する。
【講座スケジュール】
第1回 4月16日(火) 「スペイン」の歴史の始まり
詳細:イベリア半島の地政学的位置を確認し、古代地中海世界のなかのイベリア半島、ローマ帝国とヒスパニアの関係について論じる。
第2回 4月23日(火) 西ゴート王国からアル・アンダルスへ
詳細:西ゴート族のイベリア半島進出と支配の特徴を論じ、次いでイスラーム勢力の進出とアル・アンダルスの形成・発展を概観する。
第3回 5月 7日(火) 多様性のなかの中世世界
詳細:レコンキスタの進展とともに各地に誕生したキリスト教諸国家の特徴を論じ、中世後期の「三宗教の共存」について考える。
第4回 5月14日(火) カトリック両王の統治からスペイン君主国へ
詳細:カトリック両王の同君連合からハプスブルク朝スペインの国家統合の在り方を概観し、近世に特徴的な複合君主政体の統治構造を分析する。
第5回 5月21日(火) スペイン君主国の衰退
詳細:17世紀「スペイン君主国」の衰退の過程を概観し、この時代に開花した「黄金世紀の文化」について考察する。
【教材】
(必須)
立石博高『スペイン史10講』(岩波書店(岩波新書)) (ISBN:9784004318965)
参考価格:1,100円(税込)
※教材費は受講料に含まれません。購入等については講座開始前にご案内します。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 立石 博高 |
---|---|
肩書き | |
プロフィール | 東京外国語大学名誉教授、元神奈川大学非常勤講師 神奈川県生まれ。東京都立大学助手、同志社大学助教授、東京外国語大学教授、同学長 などを歴任。専門分野は歴史学、スペイン近代史。著書に『スペイン歴史散歩』(行路社)、『世界の食文化 スペイン』(農文協)、『フェリペ2世』(山川出版社)、『スペイン・ポルトガル史』(編著、山川出版社)、『スペイン帝国と複合君主政』(編著、昭和堂)など。 |
© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.