学内講座コード:
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主催:
國學院大學エクステンションセンター [ 國學院大學 渋谷キャンパス (東京都) ]
講座名:
神道を知る講座19ー平安貴族と神々の世界ー
申し込み締切:
2024年03月27日 (水) 23:30
開催日時:
4月10日 6月19日
4月24日 10月2日
5月8日 10月16日
5月22日 11月13日
6月5日 11月27日
水曜日
10:30~12:00
入学金:
5,000円
受講料:
22,000円
定員:
200名
講座回数:
10回
講座区分:
通年
その他:
新規お申込みの方のみ、入会時に入会金がかかります。 入会金・講座受講料は、区分によって異なります。 詳細は、令和6年度國學院大學オープンカレッジパンフレットをご参照ください。
補足:
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本学は創立以来、神道の学問研究と神職の養成につとめ、神道を広く国内外へ発信してきました。その成果は大学博物館の神道資料展示で公開されています。
あなたの信仰は?と問われたとき、毎年家族で初詣に出かけていても、神道と答える人は少ないようです。でも、それが神道の特色であるともいえるでしょう。古代いらい生活文化のなかに浸透してきた神道は、他宗教とは違って教団としての組織力が弱く、宗教としての認識も少なく、教化活動においても控え目な印象が強いといわれます。
神道を言葉化することは難しいといわれますが、学問による理解によって、神道信仰を深め、次世代に伝えていきたいと念じております。國學院に受け継がれてきた「國學院神道」の学問は、戦前・戦後の教授・研究者によって、学問と自身の信仰とが一体となって構築されてきました。こうした先人の先生方の思いを受け継ぎ、わたしも学問と信仰と人生とを完結できる、この講座に生き甲斐を感じながら、講義をすすめていきます。
本年は「平安貴族と神々の世界」と題して、古代から中世へ至る転換期の神祇・神道について考察していきます。古代後期には、御霊信仰と人霊祭祀がはじまり、神仏習合も最盛期を迎え、庶民の信仰も隆盛して、現代の神道に大きく近づきました。30年前、学位論文である拙著『平安時代の国家と祭祀』(1994年、続群書類従完成会)を刊行しましたが、これに加えて今回新しい視点も組み入れ、紫式部と『源氏物語』の時代の神祇信仰の世界を読み解いていきます。
① 4月10日 総説・紫式部の時代の信仰世界
② 4月24日 伊勢祭祀と公祭・臨時祭
③ 5月8日 平安京の祭祀、賀茂葵祭
④ 5月22日 御霊信仰と天神信仰
⑤ 6月5日 二十二社と諸国一宮
⑥ 6月19日 都市の祭礼、祇園御霊会と稲荷祭
⑦ 10月2日 八幡信仰と石清水放生会
⑧ 10月16日 神社行幸と御幸
⑨ 11月13日 熊野信仰と熊野詣
⑩ 11月27日 春日信仰と春日若宮おん祭り
【参考書】
『事典 古代の祭祀と年中行事』
岡田庄司編 吉川弘文館 3,800円(本体価格)
名前 | 岡田 莊司 |
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肩書き | 國學院大學名誉教授・博士(歴史学)、研究開発推進機構客員教授 |
プロフィール | 【専門分野】 天皇祭祀儀礼・古代中世神道史 |
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