学内講座コード:940702
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター オンデマンド (オンライン) ]
講座名:
【オンデマンド】重力と宇宙の謎 アインシュタインの「時空のゆがみ」を確かめる
申し込み締切:
2024年03月04日 (月) 23:30
開催日時:
3月 6日(水)~ 3月 6日(水)/10:30~12:00
入学金:
-
受講料:
7,920円
定員:
20名
講座回数:
4回
講座区分:
後期
その他:
会員受講料: 7,920円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・アインシュタイン重力の基礎となる「時空のゆがみ」について理解し、その窮極の天体「ブラックホール」の性質および観測的証拠について知る。
・一般相対性理論的効果を用いた新しい観測手段(重力レンズ・重力波)を理解し、それらにより何が明らかにされるかについて学ぶ。
・重力波天文学では光で見ることのできない宇宙について知ることができることを理解する。
【講義概要】
重力の研究はこれまで物理学の進展に大きく貢献し、宇宙を理解する重要な手段としても用いられている。特に、アインシュタインの一般相対性理論は、従来の時間や空間の概念を根本的に変えるもので、時空の物理学という新しい分野をもたらした。その新しい分野の研究は、20世紀後半以降の観測機器の発達やコンピュータ技術の進歩と相まって天文学・宇宙物理学に飛躍的な進展をもたらしている。本講義では、アインシュタイン理論が予言する「時空のゆがみ」を確かめる重要な手段としての重力レンズ効果と重力波天文学を主要テーマに取り上げる。またそれらにより新しい物理学の展開や宇宙の謎解明につながる可能性についても触れる。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 3/ 6(水) 曲がった時空の物理学:ブラックホールの奇妙な世界
第2回 2024/ 3/ 6(水) 重力レンズ現象:双子のクェーサーからダークマター・「ブラックホールの影」まで
第3回 2024/ 3/ 6(水) 重力波天文学:ブラックホールを見る
第4回 2024/ 3/ 6(水) 宇宙の謎と新しい物理学:アインシュタイン理論を超えて?
【ご受講に際して】
◆この講座は
2023年度 夏期 「【対面+オンラインのハイブリッド】重力と宇宙の謎」 (07/06~07/27 木曜日、全4回)
で開講した講座のアーカイブ講座になります。
◆途中映像音声の乱れるところがありますがご了承ください。
◆オンデマンド講座のため講義内容に関する質疑は受付けいたしかねます。あらかじめご了承お願いいたします。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 前田 恵一 |
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肩書き | 早稲田大学名誉教授、京都大学基礎物理学研究所特任教授 |
プロフィール | 1950年大阪生まれ。理学博士(京都大学)。1987年1月-1989年3月 東京大学理学部物理学科助手、1989年4月-2021年3月 早稲田大学物理学科教授。ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ(2006年)およびクレアホール(2012年)客員教授。専門分野は、理論宇宙物理学および重力理論。著書に『演習で学ぶ特殊相対性理論』(サイエンス社)、『重力理論講義』(サイエンス社)、『アインシュタインの時間』(ニュートンプレス)などがある。 |
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