学内講座コード:940306
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター オンデマンド (オンライン) ]
講座名:
【オンデマンド】ケルト神話の「星と星座」 アーサー王父子と魔法使いマーリン
申し込み締切:
2024年03月04日 (月) 23:30
開催日時:
3月 6日(水)~ 3月 6日(水)/10:30~12:00
入学金:
-
受講料:
5,940円
定員:
20名
講座回数:
3回
講座区分:
数回もの
その他:
会員受講料: 5,940円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・古代の記憶を伝え中世に成立した「ケルト神話伝説」から造形美術まで、ケルト文化には、「星と星座」に深く結びつく主人公やシンボルが伝えられている。人々はなぜ「星・星座」と主人公たちを結びつけたのかを読み解く。
・そのモティーフは中世を越えて、近世シェイクスピアをも魅了した。その作品から抽出できるケルト伝説の人間と「天体」をめぐる表現と魅力を学ぶ。
【講義概要】
「ケルト神話」の魅力は「自然と人間」「超越的なものと世俗的なもの」「現世と異界」を「行き来する存在が躍動する」ところにある。今回はケルト神話の白眉「アーサー王」を支える「魔術師マーリン」を通して、(1)アーサーと父王ユーサーの「星」にまつわる神話的関係、その誕生前の父ユーサーの戦いと「星」の出現を読み解き、(2)魔法使いマーリンその人の誕生と運命まで、シェイクスピアの作品も通して、ケルトの壮大な自然観における「星・星座」のみならず「火」の意味にも触れる。(3)この神話伝説には「ケルトとアングロ=サクソン」の攻防の歴史が背景にあった。ケルトが大陸時代に表現した「神々と天体」の図像も登場する。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 3/ 6(水) アーサー王と父王ユーサーの「星座」
第2回 2024/ 3/ 6(水) 魔法使いマーリンの呪力と「星」
第3回 2024/ 3/ 6(水) 天体とケルトの神々と神像:島と大陸のつながり
【ご受講に際して】
◆この講座は
2023年度 夏期 「ケルト神話の「星と星座」」 (07/22~09/09 土曜日、全3回)
で開講した講座のアーカイブ講座になります。
◆途中映像音声の乱れるところがありますがご了承ください。
◆オンデマンド講座のため講義内容に関する質疑は受付けいたしかねます。あらかじめご了承お願いいたします。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 鶴岡 真弓 |
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肩書き | 多摩美術大学名誉教授 |
プロフィール | 1952年生。早大大学院修了。ケルト文化芸術研究。ユーロ=アジア世界の生命表象研究。『ケルト/装飾的思考』『ケルト美術』『芸術人類学講義』(編著)(筑摩書房)『ケルトの想像力』(青土社)『装飾する魂』『ケルトの魂』『京都異国遺産』(編著)(平凡社)『図説 ケルトの歴史』(共著:河出書房新社)『ケルトの宗教 ドルイディズム』(共著:岩波書店)ミーハン『ケルズの書』(訳:岩波書店 & 創元社)『阿修羅のジュエリー』(イーストプレス)ピゴット『ケルトの賢者ドルイド』(訳:講談社)等著訳書多数。『ケルト再生の思想』(ちくま新書:河合隼雄学芸賞)。 |
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