学内講座コード:
この講座について質問する※現在、この講座の申し込みは
行っていません。
主催:
國學院大學エクステンションセンター [ 國學院大學 渋谷キャンパス (東京都) ]
講座名:
『論語』を読む―朱熹の解釈・日本人の見解
申し込み締切:
2024年03月27日 (水) 23:30
開催日時:
4月23日 10月1日
5月21日 10月15日
6月4日 10月29日
6月18日 11月19日
7月2日 12月3日
火曜日
10:30~12:00
入学金:
5,000円
受講料:
22,000円
定員:
講座回数:
10回
講座区分:
通年
その他:
新規お申込みの方のみ、入会時に入会金がかかります。 入会金・講座受講料は、区分によって異なります。 詳細は、令和6年度國學院大學オープンカレッジパンフレットをご参照ください。
補足:
-
渋沢栄一は、「『論語』は現代には役に立たない」という当時の風潮に対して、「青年諸君よ、余が八十余年の実績を見よ。安心して『論語』の教訓を実行せよ」と高らかにさとしています。この渋沢が信頼したのは、『論語』の「人を造る力」だったと考えられます。そしてこれは、江戸時代の庶民に爆発的に普及した原動力でもありました。人を造るとは、知識を常に実行することから始まります。その実践を学びの基礎に置いた『論語』だからこそ、現代でも活きる内容を豊富に含んでいると考えられます。
今回の講座では、まず江戸時代の庶民向けに書かれた絵本「孔子事蹟図解」で、孔子の生涯を知るところから始めましょう。その後、テキスト『孔子全書』を読み進みます。これは、『論語』の標準的解釈とされて絶大な影響力を持った朱子の『論語集注』に触れるためです。そして『論語』解釈の多様性を知るために、渋沢を始めとする日本人の解釈も紹介し、皆さんとともに考えて行きたいと思います。
『論語』は各章句が独立し、どこから読み始めてもよい構成になっています。新たに読み始める方も気づかいはありません。今期は、テキスト『孔子全書』巻7論語7の32ページ子路篇308から読み始めます。
【テキスト】
『孔子全集』巻7・論語7
吹野安・石本道明共著 明徳出版社 2,500円(本体価格)
【参考書】
『論語 朱熹の本文訳と別解』
石本道明・青木洋司共著 明徳出版社 1,900円(本体価格)
名前 | 石本 道明 |
---|---|
肩書き | 國學院大學教授 |
プロフィール | 【専門分野】 中国古典文学 |
© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.